カフェの開業を考えている方向けにカフェの内装費用相場や坪単価、内装費用を抑えるコツについてまで解説していきます。
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カフェ内装工事の坪単価や費用相場が決まるポイント
カフェを開業する際に、内装工事の費用は大きな悩みの一つです。
内装工事の費用は、坪単価や物件の種類、工事内容によって大きく変わります。
この記事では、カフェ内装工事の坪単価や費用相場が決まるポイントについて紹介していきます。
①坪単価
坪単価とは、1坪(約3.3平方メートル)あたりの工事費用のことです。
店舗の内装工事の相場を出すのに、この「坪単価」という言葉はよく使われます。
カフェ内装工事の坪単価は、一般的に60万円~100万円ほどと言われています。
例えば、40坪のカフェの内装工事費用は2400万円〜4000万円になるという計算になります。
坪単価についてはあくまで目安であり、実際にはデザインや仕様、材料や施工方法によって変動するので、気をつけましょう。
②物件の種類
カフェ内装工事の費用相場は、物件の種類によっても異なります。
物件の種類とは、下記に分けられます。
・居抜き物件
・スケルトン物件
・部分的に残置物がある物件
順番に費用相場を見ていきましょう。
カフェ内装を居抜きで行う際の費用相場
居抜き物件とは、前の店舗が残した設備や内装をそのまま利用できる物件のことです。
居抜き物件のメリットは、工事期間や費用を大幅に削減できることです。
特に、前の店舗がカフェや飲食店だった場合は、厨房や水回りなどの設備工事が不要になる可能性が高いです。
居抜き物件の費用相場は、坪単価で30万円~60万円ほどと言われています。
カフェ内装をスケルトン物件で行う際の費用相場
スケルトン物件とは、建物自体(躯体)以外の内装が全く何もない状態の物件のことです。
スケルトン物件のメリットは、自由度が高く、理想的なデザインやレイアウトを実現できることです。
また、建物自体が新しいビルの場合は、耐震性や断熱性なども高いです。
しかし、スケルトン物件のデメリットは、工事期間や費用が高くなることです。
設備工事や内装工事がいちから必要な場合は、コストがかさみます。
新築物件の費用相場は、坪単価で80万円~150万円ほどと言われています。
カフェ内装を部分的に残置物がある物件で行う際の費用相場
部分的に残置物がある物件とは、前のテナントが大なり小なり残していった内装を活用しつつ、改修してカフェにする物件のことです。
前のテナントの状態によっては建築基準法や消防法などの法令に適合させるために、改修工事が必要になる場合もあります。
エアコンやトイレなど、部分的にでも使える設備が残されている場合は、その分費用が安くなります。
また、古い建物の場合は、耐震性や断熱性などが低い場合もあります。
部分的に残置物がある物件の費用相場は、坪単価で60万円~100万円ほどと言われていますが、解体部分が大きくなると、結局スケルトン物件と同等かそれ以上の金額になる事もあります。
③工事内容
カフェ内装工事の費用相場は、工事内容によっても変わります。
設備工事は、厨房や水回り、空調や電気などの機能的な部分の工事。
内装工事とは、壁や床、天井や照明などの見た目や雰囲気を作る部分の工事のことです。
カフェ内装工事の坪単価や費用相場は、坪単価や物件の種類、工事内容によって大きく変わります。
カフェ内装工事の費用を抑えるためには、自分の開業コンセプトや予算に合わせて最適な物件を選び、必要な工事内容を絞ることが重要です。
カフェの内装を考え始めたら、予算内で理想のカフェを実現できるようになるべく早い段階で内装会社に相談をすることがおすすめです。
カフェ内装費用の内訳を解説
内装費用には、デザイン・設計費用、内装・設備施工費用、設備機器購入費用の3つの要素があります。
それぞれの内訳について見ていきましょう。
カフェ内装費用の内訳①デザイン・設計費用
デザイン・設計費用とは、カフェのコンセプトやイメージに合わせて、空間や家具などのデザインを行う費用です。
カフェの面積やデザインの難易度によって変わりますが、全体の内装工事費用の10~15%程度が目安となります。
デザイン・設計費用をかけるメリットは、カフェの魅力や差別化を高めることができること。
お客様に快適な空間を提供することで、リピート率や口コミの増加も期待できます。
カフェ内装費用の内訳②内装・設備施工費用
内装・設備施工費用とは、デザイン・設計したプランに沿って、壁や床、天井などの内装工事や、水道や電気などの設備工事を行う費用です。
こちらもカフェの面積や工事の内容によって変わりますが、坪単価で40万円~70万円ほどが目安です。
内装・設備施工費用をかけるメリットは、カフェの機能性や安全性を確保することができることです。
お客様に安心して利用していただくためには、内装・設備の品質や管理も大切です。
カフェ内装費用の内訳③設備機器購入費用
設備機器購入費用とは、カフェで使用するコーヒーマシンや冷蔵庫、レジなどの機器を購入する費用です。
こちらはカフェのメニューや提供するサービスによって変わります。
以上の3つの要素を合わせると、カフェ内装費用の総額は坪単価で60万円~100万円ほどとなります。
自分のカフェのコンセプトや予算に合わせて、適切な内装費用を内装会社に見積もりを作成してもらいましょう。
カフェ内装費用を抑えるコツ3つ
ここからは内装費用を抑える方法について解説していきます。
予算内で理想のカフェを実現するために、無駄な出費を防ぐことは大切ですよね。
・居抜き物件を活用する
・打ち合わせから工事完了まで時間に余裕を持つ
・デザイン設計から施工まで出来る業者を選ぶ
順番に見ていきましょう。
居抜き物件を活用する
居抜き物件とは、前の店舗の内装や設備をそのまま引き継ぐ物件のことです。
居抜き物件を活用するメリットは、以下の通りです。
・内装工事や設備導入の費用が削減できる
・前の店舗の雰囲気やレイアウトを参考にできる
・開業までの期間が短縮できる
しかし、前の店舗の業態やコンセプトが自分のカフェと合っているかや内装や設備の状態が良好かなど注意点があることを覚えておきましょう。
また店舗用の物件を探すこともエリアによっては難しい場合も多く、早めに動き出すことが大切です。
打ち合わせから工事完了まで時間に余裕を持つ
カフェ内装費用を抑えるためには、打ち合わせから工事完了まで時間に余裕を持つことも大切です。
時間に余裕を持つメリットは、以下の通りです。
・職人や材料の調整ができる
・工事スケジュールや工程管理がしやすくなる
・工事中に発生するトラブルや追加工事に対応できる
内装会社との早めの打ち合わせ、開業までの計画を綿密に立てること、資金調達から物件の選定までやることは多くあります。
早めに動く事で想定外のトラブルを未然に対処することも出来ますし、内装業社と綿密な打ち合わせをする事によって無駄な部分を削いでいく事ができます。
スケジュールに余裕を持ち、早めに計画を進めていきましょう。
デザイン設計から施工まで出来る業者を選ぶ
内装費用を抑えるためには、予算に合うよう費用の相談に応じてくれる業社で、かつデザインから施工まで一括でできる業者を選ぶことをおすすめします。
内装業者には、設計だけの会社や施工だけの会社もありますが、別々に頼むことでそれぞれの諸経費がかかってくるため、割高になります。
設計から施工までトータルで出来る業者を選ぶメリットは、以下の通りです。
・内装に関する全てを管理してくれるので、予算オーバーを防げる
・デザインや機能性に妥協しなくて済む
・アフターサービスや保証が充実している
一貫して実施できる会社であれば、カフェの開業の相談から物件選定、空間デザインから施工、アフターサービスまで期間と予算に合った提案をしてくれます。
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本記事ではカフェ内装の費用相場について解説してきました。
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