カフェの内装は店舗の印象はもちろん、集客、リピートまで大きく左右する重要な要素です。
本記事ではおしゃれなカフェを実現するためのステップからコンセプト例まで紹介していきます。
カフェの内装についてのご相談は下記公式LINE、もしくはお問い合わせフォームより受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
目次
おしゃれなカフェ内装の作り方3つのステップ
カフェを開業するとき、内装はお客様に与える印象や雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
その中でどのように内装を作り上げるかは、初めて開業する方にとっては難しい課題かもしれません。
まずはおしゃれなカフェ内装の作り方を3つのステップに分けてご紹介していきます。
Step1 コンセプトを決める
「1人でもフラッと立ち寄ってもらいたい」「ゆっくり滞在してもらいたい」「地域に根ざした店舗にしたい」など、今後の展開や経営する地域によって、内装の雰囲気は変えていく必要があります。
自店が、訪れる方達にとってどのようなイメージを持ってもらいたいのか、またどういった方々に訪れてほしいのか、明確に決めた上で事業計画を練っていきましょう。
Step2 物件選定
自店がどれくらいのキャパシティを持って一日何人くらいに商品提供をするのか、また、席数はカウンター、テーブル、ソファ席などどれくらいの席数にするのか、ある程度の必要な広さを把握しておきましょう。
また、周りの施設はどんなテナントが入っているのか確認し、匂いや音など、近隣トラブルが起きないか事前にチェックしておきましょう。
尚、内装会社は内見の時点で介入させて、物件が開業に十分な広さ・設備であるか確認しましょう。
Step3 内装業者と打ち合わせ
step1で考えた自店のコンセプトを、平面プランやデザインに落とし込んでいきます。
他店との差異化、自店の特徴をよく考えておくと、この段階で内装業者とスムーズに打ち合わせができます。
ペット連れ・ママ世代・若者世代・高齢者層など、ターゲットにするお客様によって座席の形やデザインを考えましょう。
ある程度の考えを事前にもっておくと、あとは現実的に可能なプラン、デザインなどは専門家が提案してくれます。
やりたいお店のイメージは事前に画像などを集めておくとスムーズです。
Step4 厨房機器の選定
飲食店でなにげに運営の要になってくるのが厨房設備です。
初めて飲食店を開業する人は、何をどう揃えたらいいのかわからない事が多いでしょうが、どういうメニューを提供したいのか早めに考えて、専門の厨房機器メーカーに相談しましょう。
厨房機器メーカーに相談する事で、どのようなグレードの何が必要なのか提案してくれます。
導入する機器がある程度決まったら内装業者にも共有し、厨房内の配置を決めます。
Step5 内装工事
デザインや図面の打ち合わせが完了すると、いよいよ着工です。
作っている段階で何度か現場に足を運んで、実際の仕様に問題がないか、確認すると良いでしょう。
図面やイメージCGで確認していても、出来上がっていく実物を見ると、自分がイメージ仕切れていなかったところなどもあります。
なお、内装工事は約1ヶ月で完了するのでその間に併せて開業のための他の準備も進めていきましょう。
おしゃれなカフェ内装のコンセプト例5つ
おしゃれなカフェを実現する上で参考になる内装コンセプトを5つ紹介していきます。
・シンプルなデザイン
・韓国風デザイン
・古民家カフェデザイン
・ナチュラルデザイン
・レトロデザイン
順番に見ていきましょう。
シンプルなデザイン
シンプルなカフェのデザインは、無駄を省き、洗練された雰囲気を提供します。
白や黒、グレーといったベーシックカラーを基調とし、シンプルな家具を使用することで、スッキリとした印象を与えることができます。
シンプルなデザインは時間が経っても古くなりにくいため、長期的に見てメンテナンスコストを抑えるメリットもあります。
無駄のないデザインは、スペースを効率的に利用できるため、小さなカフェでも広々とした印象を与えることが可能です。
韓国風デザイン
韓国風デザインとは、韓国の文化やトレンドを取り入れたデザインです。
主に女性や若者に人気があり、写真映えする空間を実現することができるでしょう。出店するエリアやターゲット層に応じて韓国風なデザインを取り入れることもおすすめです。
若者や女性客をターゲットに集客できる効果があり、InstagramやTwitterなどのSNSでシェアされやすいデザインを実現できると、集客効果を高めるメリットもあります。
古民家カフェデザイン
古民家カフェデザインとは、古い日本家屋を改装して作ったカフェのデザインです。
古民家風のカフェは、土壁や梁などの昔ながらの建築様式を残しつつ、モダンな家具や照明でアクセントをつけます。
地域の歴史や文化を反映することで、地域コミュニティとのつながりを深め、地元のお客様や観光客からの集客効果があります。さらに、古民家を利用することで、新しい建物を建てるコストを抑えることも可能です。
ナチュラルデザイン
ナチュラルデザインとは、自然や植物をテーマにしたデザインです。
ナチュラルデザインのカフェは、緑色や茶色などの自然色を基調とし、観葉植物や花などで彩ります。
自然素材と植物を取り入れることで、リラックスできる効果を高めます。
また、明るく開放的な空間は快適な滞在時間を提供し、リピート顧客を増やすメリットもあります。
レトロデザイン
レトロデザインとは、昭和時代や西洋の古い時代をイメージしたデザインです。
レトロデザインのカフェは、赤や黄色などの鮮やかな色彩を用いて、レコードプレーヤーといったアンティーク家具などのノスタルジックな小物で演出します。
レトロデザインのカフェは、昔懐かしい雰囲気や遊び心を楽しみたいの集客にも。
現代でもリバイバルブームでレトロ系のデザインは支持される傾向にあり、若者の集客にもおすすめです。
おしゃれなカフェ内装の共通点3つ
おしゃれなカフェの内装を考えるとき、どのようなポイントに注意すべきでしょうか?
ここからはおしゃれなカフェ内装の共通点として、以下の3つを紹介していきます。
・世界観を統一する
・居心地の良い空間を作る
・地域性を反映する
それぞれについて、具体的に見ていきましょう。
世界観を統一する
カフェの内装における世界観の統一は、ブランドイメージを明確にし、お客様に一貫した印象を提供することを実現します。
世界観を統一することにより、カフェの特色や個性が際立ち、お客様に記憶に残る空間を提供することができます。
また、内装のデザイン要素が統一されていると、家具や装飾品の選定、配置がスムーズに行え、効率的な空間設計を実現することも可能です。
世界観の統一は、カフェの位置付けやお客様の期待を明確にし、競合他店との差別化を図ることに寄与します。
居心地の良い空間を作る
カフェの内装において居心地の良い空間を作るためには、多くの要因が考慮されます。
まず、照明は空間の雰囲気に大きく影響します。
自然光や暖色系の照明は、温かく落ち着いた雰囲気を作り出すことが可能です。
動線や広さも、お客様とスタッフの動きやすさに影響し、居心地の良さにつながります。
音環境もまた大切で、適切な音楽や音量、コンセプトに沿った音環境は快適な空間作りに貢献します。
色や素材の選択もまた空間の雰囲気を形作る要素であり、温かみのある色や自然素材は、居心地の良い空間作りにおいて考慮される点です。
さらに、清潔で整った空間は、お客様に安心感を提供し、居心地の良さを向上させるでしょう。
コンセプトやターゲットに合わせて居心地の良い空間を作り上げていきましょう。
地域性を反映する
地域に根ざしたデザインは、地元の人々や観光客にとって魅力的な空間を提供し、カフェの個性を強調することができます。
京都の町屋風デザインのスターバックスは、地域性を反映している代表例です。
京都のスターバックス店舗では、伝統的な町屋のデザイン要素を取り入れており、木造の外観や内部の畳の床、中庭などが特徴的です。
地域の伝統的な建築スタイルを維持しながらも、スターバックスのブランドイメージを保持しています。
地域性を反映した内装デザインは、カフェがその地域の文化や歴史を尊重し、地域コミュニティと連携していることを示すことができます。
また、観光客にとっては新しい体験を提供し、地域の文化を感じる機会ともなります。
地域性を反映したカフェの内装は、地域の特色を活かし、訪れる人々にとって印象的な空間を作ることが可能となります。
おしゃれなカフェ内装のご相談はWHATS inc
いざカフェを開業しようと考えた時に特に悩むのがコンセプトやテーマです。
WHATS incではコンセプトやターゲットを元に、どのような空間を実現すれば良いか予算に合わせ提案させていただきます。
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