飲食店を開業する際に大切な、内装業者の選び方から開業する前に確認しておくべきポイント、依頼する際の注意点まで解説していきます。
飲食店内装のご相談は下記リンクよりお気軽にご連絡ください。
目次
飲食店の内装業者の選び方3つのポイント
飲食店をオープン、リニューアルするときには、信頼できる内装業者を選ぶことが重要です。しかし、内装業者は数多く存在し、どの業者に依頼すれば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、今回は飲食店の内装業者の選び方について、3つのポイントをご紹介します。
・施工実績数は十分にあるか
・1社で完結できる業者かどうか
・連絡が密に取れるか
順番に見ていきましょう。
施工実績数は十分にあるか
まず、飲食店の内装業者を選ぶときには、施工実績数が十分にあるかどうかを確認しましょう。施工実績数が多いということは、その業者が多くのお客様から信頼されている証拠です。また、施工実績数が多いということは、様々な飲食店の内装に対応できる経験と技術があるということでもあります。
施工実績数が少ない業者に依頼すると、思い通りの内装に仕上がらなかったり、トラブルが発生したりするリスクが高まります。そのため、施工実績数やどのようなデザインに対応できるかは必ずチェックするようにしましょう。
1社で完結できる業者かどうか
次に、飲食店の内装業者を選ぶときには、1社で完結できる業者かどうかを確認しましょう。1社で完結できる業者とは、設計から施工まで全てを自社で行ってくれる業者のことです。メリットは、以下のようなものがあります。
・複数の業者とやり取りする手間が省ける
・責任の所在が明確になる
・コストや納期の見積もりが正確になる
・内装の統一感や品質が高まる
飲食店の内装業者を選ぶときには、設計から施工まで対応できる会社を優先的に探すようにしましょう。
連絡が密に取れるか
連絡が密に取れるかどうかを確認することも大切です。連絡が密に取れるということは、その業者がお客様の要望や状況をしっかり把握してくれるということです。また、万が一トラブルが発生した場合でも迅速に対応してくれるということでもあります。
連絡がスムーズでないと、思い通りの内装に仕上がらなかったり、トラブルが解決しなかったりするリスクが高まります。
連絡が密に取れる業者を見分ける方法としては、以下のようなものがあります。
・メールや電話などの連絡手段が複数ある
・連絡した際に返信が早い
・連絡した内容に対して確認や質問がある
以上のことを参考にして、飲食店の内装業者を選ぶようにしましょう。飲食店の内装はお店のイメージや集客力に大きく影響します。信頼できる内装業者に依頼して、理想の内装を実現しましょう。
飲食店開業前に確認しておく2つのこと
飲食店を開業する前に、「飲食店内装の流れ」と「費用」を確認しておくのは大切です。これらを確認しておくことで、内装工事のスムーズな進行と予算の管理ができます。では、それぞれのポイントを見ていきましょう。
飲食店内装の流れを確認する
飲食店内装の流れは、大きく分けて以下の5つのステップになります。
- 内装業者の選定
- プランニング・設計
- 工事見積もり・契約
- 工事着工・進捗管理
- 工事完了・引き渡し
内装業者の選定では、自分の希望や予算に合った業者を探します。ネット検索やSNSなどで情報収集し、早めに相談して選定しましょう。また、実績や信頼性も重要なポイントです。
プランニング・設計では、内装業者と打ち合わせを行い、店舗のコンセプトやイメージ、レイアウトや仕様などを決めます。この段階で、法令や規制に沿った設計になっているかも確認しましょう。また、自分の希望だけでなく、お客様の視点や利便性も考慮することが大切です。
工事見積もり・契約では、内装業者から工事内容や費用の詳細を提示されます。見積もりは複数の業者から取ることで、相場やサービス内容を比較できます。契約は、見積もり内容に納得したら行います。契約書には、工事期間や支払い方法などが明記されているか確認しましょう。設計から施工まで一貫して実施する内装会社では、工事で別途契約はなくプランニングの時点で設計から施工までの見積もりを提示される場合もあります。
工事着工・進捗管理では、内装業者が工事を開始します。工事中は、定期的に現場を確認し、工事の進捗や品質に問題がないかチェックします。また、工事中に変更や追加が発生した場合は、費用や期間の変更についても確認しましょう。
工事完了・引き渡しでは、内装業者が工事を終了します。最終的な現場検査を行い、不備や不満がないか確認します。問題がなければ、引き渡しを受けて工事が完了です。
飲食店内装の費用を確認
飲食店内装の費用は、店舗の規模や仕様によって大きく異なります。一般的には、以下のような項目で構成されます。
・内装仕上工事費:床や壁、天井などの基本的な造作工事にかかる費用
・設備工事費:電気、水道、空調などお店のインフラとなる設備工事にかかる費用
・機器購入費:冷蔵庫やレジなどの機器購入にかかる費用(施主が自身でメーカーから購入する場合も多いです)
・什器購入費:テーブルや椅子などの什器購入にかかる費用
・照明費:照明器具にかかる費用
・デザイン費:内装デザインや看板などのデザインにかかる費用
・その他費用:許可申請や清掃、現場管理費用などのその他の費用
これらの費用は、内装業者から見積もりを取ることで確認できます。見積もりを取る際は、内訳や明細が詳細に記載されているか確認しましょう。また、見積もりに含まれていない費用やオプション費用もあらかじめ確認しておくことが大切です。
飲食店内装の費用は、予算に応じて調整することができます。例えば、既存の設備や什器を活用したり、シンプルなデザインにしたりすることで、コストを抑えることができます。
飲食店内装は、店舗の魅力や売上に大きく影響します。開業前に内装の流れと費用を確認しておくことで、スムーズで効果的な内装工事ができます。
飲食店の内装費用相場については下記記事を合わせてご覧ください。
飲食店の内装業者に依頼する際の注意点
飲食店の内装は、お店の雰囲気やコンセプトを表現する重要な要素です。
しかし、内装業者に依頼する際には、いくつかの注意点があります。ここでは、内装業者に依頼する際の注意点として、特に重要な2点について説明します。
早めに相談をする
内装業者に依頼する際には、早めに相談をすることがおすすめです。
内装工事は時間がかかる場合が多く、計画的に進める必要があるからです。また、内装業者は忙しい時期があり、希望する日程で対応できない場合もあります。そのため、開店予定日や工事期間などを考慮して、余裕を持って内装業者に連絡しましょう。早めに相談すれば、内装業者も細かい打ち合わせや見積もりを行いやすくなり、予算やスケジュールの調整もスムーズにできます。
事例を見てデザイン案のイメージを固めておく
内装業者に依頼する際には、事例を見てデザイン案のイメージを固めておくことも大切です。事例を見て自分の好きなスタイルや色合い、素材や照明などを集めておくことで、内装業者にどんな飲食店を実現したいか伝えやすくなります。
また、事例を見ることで、自分のお店のコンセプトやターゲット層に合った内装デザインのアイデアも得られます。事例はインターネットや雑誌などで探すことができますし、内装業者のホームページやポートフォリオなども参考にしましょう。
下記リンクより弊社の事例を見られるので、参考にしてみてください。
飲食店の内装はWHATS incにご相談ください
飲食店を開業するまでには内装はもちろん集客や採用、資金管理などやるべきことが多岐に渡ります。
店舗の内装は早めに内装業者を選定し、経営に集中できるようにしましょう。
WHATS incでは飲食店の内装のご相談を無料で承っておりますので、下記リンクよりお気軽にご相談ください。