クリニックを開業する時、2店舗目を開く時に気をつけたい内装業者の選び方について解説していきます。
・クリニック内装業者の選び方5つのポイント
・選ぶ前に気をつけるべき3つのこと
・内装業者を選んだあとの流れ3つのステップ
上記について詳しく解説していきます。
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クリニック内装を始める際に知っておくべきことは下記記事にてまとめているので、合わせてご覧ください。
参考記事:【クリニック内装の完全ガイド】内装の流れから費用まで全て解説
目次
クリニックの内装業者とは?
クリニックの内装業者とは、医療施設の設計や施工を専門に行う業者のことです。
クリニックの内装は、一般的なオフィスや店舗とは異なり、患者さんの安心感や快適さを重視しながら、医療機器や衛生管理などの機能性も確保しなければなりません。
そのため、クリニックの内装業者選びは、医療に関する知識や経験が豊富で、クリニックのオーナーの要望や予算に応じて最適なプランを提案できることを前提に探していくことがおすすめです。
クリニック内装業者の選び方5つのポイント
クリニックの内装は、患者さんの印象や信頼感に大きく影響します。
しかし、クリニック内装業者は数多く存在し、どんな基準で選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、クリニック内装業者の選び方について、5つのポイントをご紹介します。
- 金額が相場に合っているか
- 施工実績が豊富かどうか
- コミュニケーションコストがないか
- リピーターがいるか
- 保証やアフターサービスが充実しているか
順番に説明していきます。
クリニック内装業者の選び方①金額が相場にあっているか
クリニック内装の費用は、規模や仕様によって大きく異なりますが、一般的には数百万円から数千万円程度と言われています。
しかし、安いからといって安易に契約すると、品質やサービスに問題がある場合もあります。逆に、高いからといって優良な業者とは限りません。
そこで、金額が相場にあっているかどうかを確認することが重要です。
クリニック内装の費用相場、坪単価については下記記事で詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:クリニック内装の坪単価や費用相場はいくら?費用を抑えるコツも解説
クリニック内装業者の選び方②施工実績が豊富か
クリニック内装は、一般的なオフィスや店舗とは異なり、医療機器や衛生管理などの専門的な知識や技術が必要です。
そのため、クリニック内装業者には、クリニックの施工実績が豊富なことが望ましいです。
施工実績が豊富な業者は、クリニックの特性やニーズに合わせたプランニングやデザインができるだけでなく、トラブルや遅延などのリスクも低減できます。
施工実績を確認するためには、ホームページやパンフレットなどで事例を見ることや、手間は掛かりますが実際に施工したクリニックを訪問することがおすすめです。
Webサイトに事例が掲載されていないこともあるので、直接問い合わせてみることも大切です。
クリニック内装業者の選び方③コミュニケーションコストがないか
クリニック内装業者とは、プランニングから施工まで、細かくコミュニケーションを取れることが理想です。
コミュニケーションが不十分だと、予算やスケジュールの遅れやトラブルの原因になります。
そこで、クリニック内装業者を選ぶ際には、コミュニケーションコストがないかを確認しましょう。
例えば、メールや電話で返信が遅い、担当者が変わるたびに同じ話をする、打ち合わせの日程が合わないなどは、コミュニケーションコストが高いと言えますよね。
逆に、メールや電話で迅速に対応してくれる、担当者が一貫している、打ち合わせの日程が柔軟に調整できるなどは、コミュニケーションコストが低いと言えます。
LINEやChatworkなどのアプリで細かくコミュニケーションを取れる内装業者を選ぶことができれば、費用の掛かるクリニックの内装でも不安を解消しつつ進めることができるでしょう。
WHATS incでもLINEで問い合わせを受け付けているので、お気軽にご相談ください。
クリニック内装業者の選び方④リピーターがいるか
クリニック内装業者を選ぶ際には、リピーターがいるかどうかも重要なポイントです。
リピーターがいるということは、その業者の仕事に満足しているクライアントが多いということです。
リピーターが多い業者は、信頼できる仕事をするだけでなく、長期的な関係を築くことができます。
クリニック内装業者に依頼する際は、過去の実績や口コミを確認して、リピーターの多さをチェックすることも大切です。
クリニック内装業者の選び方⑤保証やアフターサービスが充実しているか
クリニック内装業者を選ぶ際には、保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認しましょう。
クリニックの内装は一度で終わりではなく、定期的なメンテナンスや修理が必要になる場合があります。
保証やアフターサービスが充実している業者は、内装工事後も安心して任せることができますよね。
保証やアフターサービスの内容や期間を早い段階で明確にしておきましょう。
クリニックの内装業者を選ぶ前に気をつけるべき3つのこと
クリニックの内装業者の選び方について解説していきました。
次に、実際に問い合わせをする前に気をつけるべきことを3つ紹介していきます。
- コンセプトを明確にする
- 予算を決めておく
- なるべく早い段階で見積もりを取る
順番に見ていきましょう。
コンセプトを明確にする
クリニックの内装業者を選ぶ前に、まずは自分のクリニックのコンセプトを明確にしましょう。
コンセプトとは、クリニックの目的や特徴、患者層や地域性などを考慮した、クリニックの方向性やイメージのことです。コンセプトを明確にすることで、内装業者に対して自分の要望や理想を伝えやすくなります。
また、コンセプトに沿った内装業者を選ぶことができます。
例えば、高級感や落ち着きを重視するクリニックなら、木目調や暖色系の内装が得意な業者 、若い患者や女性患者が多いクリニックなら、明るくてカラフルな内装が得意な業者などがおすすめです。
理想の世界観をすでに設計している実績があるかどうか、内装業者の事例ページから確認しておきましょう。
予算を決めておく
クリニックの内装業者を選ぶ前に、予算を決めておくことも大切です。
予算とは、内装工事にかけられる費用の上限のことです。
予算を決めておくことで、内装業者がどの程度の規模や品質の内装工事ができるか把握することができます。
また、予算に応じて実現可能な内装を業者と相談しながら決めていくことができます。
工期に余裕があれば、実現できる内装の幅を広げるために資金調達の選択肢を増やすこともできるでしょう。
なるべく早い段階で見積もりを取る
クリニックの内装工事は、一般的なオフィスや店舗とは異なる特殊な要件があります。
具体的には、医療機器の設置や配線、消毒や防音などの対策、患者さんの快適さや安全性を考慮したレイアウトなどです。
これらの要件に対応できる内装業者を見つけるには、事前にしっかりと調査や打ち合わせが必要です。
そのため、工事の開始日や予算を決めると同時に、なるべく早い段階で内装業者に見積もりを取ることが重要です。
見積もりを取ることで、以下のメリットがあります。
- 内装業者の提案やアイデアを参考にできる
- 内装業者の料金や工期を把握できる
- 内装業者との交渉や契約がスムーズに進む
見積もりを取る際には、クリニックの規模やコンセプト、希望する内装スタイルや機能などを明確に伝えましょう。
また、見積もり書には、工事内容や仕様、品質保証やアフターサービスなどの詳細が記載されているか確認しましょう。
見積もりを取ることは、クリニックの内装工事を成功させるための第一歩です。
なるべく早い段階で行うことで、より良い内装業者と出会える可能性が高まります。
クリニック内装業者を選んだ後の工事の流れについて解説
内装業者を選ぶ前に気をつけるべきポイントについて見たところで、次に選んだ後の工事の流れについて大まかに解説していきます。
流れとしては下記です。
- 計画と設計
- 内装工事から完成検査
- 引き渡し・アフターサービス
順番に見ていきましょう。
クリニック内装工事の流れ①計画と設計
まずは、クリニック内装業者と打ち合わせを行い、工事の目的や予算、スケジュール、デザインなどを決めます。
この段階では、クリニックのコンセプトや機能性、快適性などを考慮した内装プランを作成します。
また、必要な設備や什器、照明なども選定します。クリニック内装業者は、打ち合わせ内容に基づいて、平面図や立面図、パースなどの設計図を作成し、提示します。
設計図を確認し、修正や変更があれば指示します。
設計図が確定したら、工事契約を締結し実際に着手していきます。
クリニック内装工事の流れ②内装工事から完成検査
次に、設計図に沿って内装工事を開始します。
内装工事には、解体工事、造作工事、仕上げ工事などが含まれます。
解体工事では、既存の壁や床などを撤去し、新しいレイアウトに合わせて配管や配線などを移設します。
造作工事では、新しい壁や天井などを造ります。
仕上げ工事では、壁紙や床材などを貼ります。
また、設備や什器、照明なども取り付けます。
クリニック内装業者は、工事の進捗状況や品質管理などを施主に報告します。
内装工事が完了したら、クリニック内装業者と施主は、完成検査を行います。
完成検査では、設計図と実際の仕上がりを照らし合わせて、不備や不具合がないか確認します。
クリニック内装工事の流れ③引き渡し
クリニック内装工事の最終段階は、引き渡しです。
引き渡しとは、業者が施主に対して工事の完成を報告し、工事の品質や仕上がりを確認することです。
引き渡しには、以下のような手順があります。
・検査:業者は、工事の内容や仕様に基づいて、施工した箇所を一つ一つチェックします。検査では、不具合や欠陥がないか、安全性や機能性が確保されているか、デザインや色合いがイメージ通りかなどを確認します。
・清掃:検査が終わったら、業者は、工事で発生したゴミやホコリなどを清掃します。清掃では、床や壁、天井などの表面だけでなく、配管や配線などの隠れた部分も念入りに掃除します。
・引渡し立会:清掃が終わったら、業者は、施主に対して工事の完成を報告します。施主は、業者と一緒に現場を回り、工事の品質や仕上がりを目視で確認します。引渡し立会では、不満や不明な点があれば、業者に質問したり、修正や追加工事を依頼したりすることができます。
・引渡し書類:引渡し立会が終わったら、業者は、施主に対して引渡し書類を提出します。引渡し書類には、工事の内容や仕様、保証期間やアフターサービスなどの情報が記載されています。施主は、引渡し書類を確認し、署名・捺印して受け取ります。
・支払い:引渡し書類を受け取ったら、施主は、業者に対して工事費用の残金を支払います。支払い方法は、現金や小切手、振込などが一般的です。支払い後には、領収書や請求書などの証明書を受け取ります。
引き渡しは、クリニック内装工事の最後の仕上げです。
業者との密なコミュニケーションがとれていれば、どの工程もスムーズに進むでしょう。
引き渡し後も、アフターサービスやメンテナンスなどで業者と連絡を取り合うことがあります。
クリニック内装工事で理想の空間を作るために、引き渡しまで連絡を取り進めていくことが大切です。
クリニック業者の選び方のまとめ
クリニックの内装業者の選び方から、選ぶ前のポイント、工事の流れまで解説してきました。
理想のクリニックを開業するために本記事が参考になれば幸いです。
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