【坪単価別】オフィス内装費用相場と費用を抑える方法3つ

オフィスの内装を考えているけど、どのくらいの坪単価・内装費用が掛かるのか分からない、という方向けの記事です。

 

この記事ではオフィス内装費用の相場、坪単価、内装費用を抑える方法まで解説していきます。

 

WHATS incではオフィスの内装デザインを承っております。

理想のデザインだけでなく、従業員の働きやすい空間を実現します。

 

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オフィス内装の全体像については理想のオフィス内装を実現する3つのポイント【事例をもとに解説】にて解説しているので、合わせてご覧ください。

 

オフィス内装費用を坪単価で理解するメリット3つ

オフィス内装1

オフィス内装費用を検討する際、坪単価で考えることには大きな利点があります。

坪単価とは、1坪(約3.3平方メートル)あたりの内装費用のことを指します。

この考え方には以下の3つのメリットがあります。

 

・全体予算を把握しやすくなる
・経営計画に沿った提案をもらえる
・専門会社との交渉がスムーズになる

 

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

全体予算を把握しやすくなる

坪単価を用いることで、オフィス内装の全体予算を簡単に把握することができます。

オフィスの総面積に坪単価を掛けるだけで、おおよその費用が算出できるのです。

例えば、100坪のオフィスで坪単価が20万円の場合、2000万円が概算となります。

 

この方法により、複雑な計算をせずに全体像を素早く把握できます。

また、予算の増減も坪単価を調整することで容易にシミュレーションできます。

このように、坪単価を使うことで経営者や管理者が予算管理をしやすくなります。

 

経営計画に沿った提案をもらえる

坪単価を提示することで、内装会社から経営計画に沿った適切な提案を受けやすくなります。

予算規模を明確にすることで、不要な高額提案や逆に質の低い提案を避けられます。

例えば、「坪40万円程度で上質な印象を与えたい」といった具体的な要望を伝えられます。

 

これにより、内装会社は予算内で最適なデザインや素材を提案することができます。

また、複数の内装会社から提案を受ける際にも、同じ条件での比較が可能になります。

 

坪単価を基準にすることで、より自社の経営方針に合った内装プランを選びやすくなるのです。

 

専門会社との交渉がスムーズになる

坪単価を用いることで、内装専門会社との交渉がよりスムーズになります。

具体的な数字があることで、双方の認識のずれを最小限に抑えられます。

 

例えば、予算オーバーの提案があった場合、どの部分でコストを抑えるべきか明確に議論できます。

また、追加工事や仕様変更が生じた際も、坪単価をベースに迅速な見積もり調整が可能です。

 

さらに、複数の会社から見積もりを取る際も、同じ基準で比較検討しやすくなります。

このように、坪単価を使うことで、専門的な知識がなくても効果的な交渉が可能になります。

 

【坪単価別】オフィス内装費用の目安を把握する

オフィス内装費用は坪単価によって大きく変わります。

ここでは、3つの異なる坪単価でのオフィス内装の特徴と費用の目安を紹介します。

 

・坪単価10万円の場合
・坪単価25万円の場合
・坪単価50万円の場合

 

それぞれの場合について、具体的に見ていきましょう。

 

坪単価10万円の場合

坪単価10万円のオフィス内装は、必要最小限の機能を重視したものとなります。

この価格帯では、基本的な内装工事と最低限の設備導入が中心となります。

例えば、床はクッションフロア、壁は既存のまま塗装のみ、天井は既存のものを使用するといった具合です。

 

家具や照明も既製品を中心に選択し、カスタマイズは最小限に抑えます。

100坪のオフィスの場合、総額は約1000万円となります。

この価格帯は、スタートアップ企業や短期利用のオフィスに適しています。

 

坪単価25万円の場合

坪単価25万円のオフィス内装は、機能性とデザイン性のバランスが取れたものになります。

この価格帯では、ある程度のカスタマイズや質の高い素材の使用が可能です。

 

例えば、フローリングの床、防音性能のある壁、LEDの照明器具などを導入できます。

また、受付カウンターや会議室のデザインにもこだわりを持たせることができます。

 

100坪のオフィスの場合、総額は約2500万円となります。

この価格帯は、中小企業や成長期の企業に適しています。

 

坪単価50万円の場合

坪単価50万円のオフィス内装は、高級感と独自性を重視したものとなります。

この価格帯では、高品質な素材の使用や完全オーダーメイドの設計が可能です。

例えば、無垢材の床、ガラスパーティション、最新の空調システムなどを導入できます。

また、ブランドイメージを反映した独自のデザインや、最新のITインフラの整備も可能です。

 

100坪のオフィスの場合、総額は約5000万円となります。

この価格帯は、大企業や特別なブランドイメージを必要とする企業に適しています。

 

オフィス内装費用を抑える3つのコツ

オフィス内装費用を抑えることは、多くの企業にとって重要な課題です。

ここでは、内装費用を効果的に抑えるための3つのコツを紹介します。

 

・居抜き物件を検討する
・素材を工夫する
・適切な内装会社を選ぶ

 

それぞれのコツについて、具体的に見ていきましょう。

 

居抜き物件を検討する

居抜き物件を選ぶことは、内装費用を大幅に削減する効果的な方法です。

居抜き物件とは、前の入居者が使用していた設備や内装をそのまま利用できる物件のことです。

 

例えば、オフィス家具や空調設備、照明器具などが既に設置されている場合があります。

これらの設備を新たに購入したり設置したりする必要がないため、大幅なコスト削減が可能です。

 

また、工事期間も短縮できるため、早期の事業開始にも繋がります。

ただし、自社のニーズに合っているかを慎重に検討する必要があります。

 

素材を工夫する

内装に使用する素材を工夫することで、コストを抑えつつ質の高い空間を作り出せます。

高価な素材の代わりに、見た目が似ている安価な素材を選ぶことが一つの方法です。

 

例えば、天然木の代わりに木目調のビニールクロスを使用するなどの工夫が可能です。

また、一部の壁や床に高級素材を使い、他の部分は普及品を使うといったメリハリのある使い方も効果的です。

 

さらに、既存の内装を活かしつつ、ポイントとなる場所だけを改装するという方法もあります。

素材選びは専門家のアドバイスを受けながら行うことで、より効果的なコスト削減が可能になります。

 

適切な内装会社を選ぶ

適切な内装会社を選ぶことも、内装費用を抑える重要なポイントです。

複数の会社から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

 

その際、単に価格だけでなく、提案内容や過去の実績なども考慮に入れましょう。

また、自社の予算や要望を明確に伝え、それに合わせた提案を求めることも重要です。

 

さらに、内装会社との良好な関係を築くことで、柔軟な対応や追加コストの抑制が期待できます。

適切な内装会社を選ぶことで、品質を落とすことなく効果的にコストを抑えられる可能性が高まります。

 

【アイデア紹介】坪単価を抑えたオフィス内装デザイン5選

坪単価を抑えながらも、魅力的なオフィス空間を作り出すことは可能です。

ここでは、コストを抑えつつ効果的なオフィス内装デザインのアイデアを5つ紹介します。

 

・自然光を最大限に活用したオフィス
・リノベーション風オフィス
・オープンフロアを活用する
・シンプルなカラーのデザイン
・ミニマリストデザイン

 

それぞれのデザインアイデアについて、具体的に見ていきましょう。

 

自然光を最大限に活用したオフィス

自然光を活用したオフィスデザインは、コスト削減と快適性向上を両立できます。

大きな窓を設置したり、ガラスパーティションを使用したりすることで、光を内部まで取り込めます。

 

これにより、照明費用の削減と社員の生産性向上が期待できます。

また、自然光はオフィスの雰囲気を明るく開放的にし、高級感も演出できます。

 

ブラインドや自然素材のカーテンを使用することで、光の調整も可能です。

自然光を活用することで、追加の装飾費用を抑えつつ、魅力的な空間を作り出せます。

 

リノベーション風オフィス

リノベーション風のオフィスデザインは、古い要素を活かしながら新しさを取り入れる方法です。

例えば、コンクリートの壁や天井をあえて露出させ、工業的な雰囲気を演出します。

 

これにより、壁紙や天井材の費用を抑えつつ、独特の魅力を持つ空間を作り出せます。

また、古い家具や設備を再利用し、新しいデザイン要素と組み合わせることも効果的です。

 

このようなデザインは、特にクリエイティブ産業やスタートアップ企業に人気があります。

リノベーション風デザインは、コストを抑えながらも個性的で魅力的な空間を作り出せます。

 

オープンフロアを活用する

オープンフロアを活用することで、効率的かつ経済的なオフィスデザインが可能になります。

パーティションや個室を減らすことで、内装工事費用を大幅に削減できます。

 

また、フリーアドレス制を導入することで、デスクの数を減らし家具費用も抑えられます。

オープンな空間は、コミュニケーションの活性化やチームワークの向上にも繋がります。

 

必要に応じて、可動式のパーティションや家具を使用することで、柔軟性も確保できます。

オープンフロアは、コスト削減と働き方改革の両立を実現する効果的な方法です。

 

シンプルなカラーのデザイン

シンプルなカラーを用いたデザインは、低コストで洗練された空間を作り出せます。

白やグレーを基調とし、アクセントカラーを効果的に使用する方法が一般的です。

 

これにより、塗装や内装材の費用を抑えつつ、清潔感のある空間を演出できます。

また、シンプルな色使いは、家具や小物の選択肢を広げ、長期的な使用にも適しています。

 

色によるゾーニングを行うことで、追加の内装工事なしに空間の区分けも可能です。

シンプルなカラーデザインは、低コストで高級感のある空間を作り出す効果的な方法です。

 

ミニマリストデザイン

ミニマリストデザインは、必要最小限の要素で空間を構成する方法です。

余分な装飾や家具を省くことで、内装費用を大幅に削減できます。

 

例えば、シンプルな形状の家具を使用し、装飾品は厳選したものだけを配置します。

また、収納を工夫することで、見た目のすっきりさと機能性を両立できます。

 

このようなデザインは、清潔感や広々とした印象を与え、集中力の向上にも繋がります。

ミニマリストデザインは、コスト削減と洗練された空間づくりを同時に実現できる効果的な方法です。

 

オフィス内装費用と坪単価のまとめ

ここまでオフィス内装に掛かる費用から坪単価、費用を安く抑える方法まで解説してきました。

 

WHATS incではオフィスの内装デザインを承っております。

理想のデザインだけでなく、従業員の働きやすい空間を実現します。

 

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