結論から言うと、美容室は資金ゼロで開業することは難しいです。
今回は開業資金ゼロでも美容師として独立する3つの方法と、自己資金ゼロから資金を集め開業をするための3つのステップを解説していきます。
美容室開業の資金については、下記記事で詳しく解説しているので合わせて参考にしてみてください。
参考記事： 美容室開業に必要な資金はいくら？3つの具体例で解説
目次
美容室を資金ゼロ・低予算で開業する3つの方法
実は、資金ゼロや低予算でも美容室を開業する方法があります。
具体的には下記の通りです。
・レンタルサロンを利用する
・モバイルサロンを始める
・シェアサロンに参加する
順番に紹介していきます。
レンタルサロンを利用する
レンタルサロンとは、美容室のスペースや設備を時間単位や日単位で借りることができるサービスです。レンタルサロンを利用するメリットは、初期費用や固定費がかからないことです。
また、自分の好きな時間や場所で働くことができます。レンタルサロンを利用するデメリットは、集客力やブランディング力が必要になることです。
また、レンタルサロンの利用料や材料費などの変動費がかかります。レンタルサロンを利用するには、美容師免許や保険などの必要書類を揃える必要があります。
モバイルサロンを始める
モバイルサロンとは、自分の車やバイクなどでお客様の自宅やオフィスなどに出向いて施術するサービスです。
モバイルサロンを始めるメリットは、店舗や設備の維持費がかからないことです。
また、お客様のニーズに応えることができます。
モバイルサロンを始めるデメリットは、移動時間や交通費がかかることです。
また、安全性や衛生面に気を付ける必要があります。
モバイルサロンを始めるには、レンタルサロンと同様に美容師免許や保険などの必要書類を揃える必要があります。
シェアサロンに参加する
シェアサロンとは、既存の美容室の一部を他の美容師に貸し出すことで収益化するサービスです。
シェアサロンに参加するメリットは、自分の好きな時間や場所で働くことができることです。また、既存の美容室の設備や顧客基盤を利用できます。
シェアサロンに参加するデメリットは、シェア料や材料費などの変動費がかかることです。
また、他の美容師とのコミュニケーションや協調性が求められます。
もちろん、シェアサロンに参加するためには美容師免許や保険などの必要書類を揃える必要があります。
美容室を開業資金ゼロで開く3つのステップ
美容室を開業したいと思っても、開業資金がないというのは最大のネックになります。
しかし、開業資金ゼロでも美容室を開くことは不可能ではありません。
ここでは、開業資金ゼロで美容室を開くための3つのステップをご紹介します。
・自己資金を少しでも作る
・補助金や助成金を活用する
・融資を受ける
参考記事：美容室開業の流れを徹底解説【必要なものチェックリスト】
自己資金を少しでも作る
開業資金ゼロといっても、全くお金がないわけではありませんよね。
貯金や退職金、親族からの借り入れなど、自己資金として使えるものは何でも活用しましょう。
自己資金があれば、銀行や公庫などからの融資を受けやすくなります。
一般的には、開業資金の1/3程度が自己資金としてあると良いとされています。
もし自己資金が全くない場合は、開業を少し先延ばして貯蓄するか、副業やアルバイトで収入を増やすことを検討しましょう。
補助金や助成金を活用する
自己資金だけでは足りない場合は、補助金や助成金を活用することもできます。
補助金や助成金は、国や地方自治体が創業者や中小企業に対して無償で支給するものです。
ただし、補助金や助成金にはそれぞれ対象条件や申請期限がありますので、事前に調べておく必要があります。
また、補助金や助成金は競争率が高いので、必ずもらえるとは限りません。
そのため、補助金や助成金に頼りすぎず、自己資金や融資と併用することが大切です。
融資を受ける
自己資金や補助金・助成金だけではまだ足りない場合は、融資を受けることになります。
融資を受けるには、銀行や公庫などの金融機関から審査を受ける必要があります。
審査では、事業計画書や経営者の信用度などが重要になります。
事業計画書は、事業内容や市場分析、収支予測などを具体的に記載するものです。
経営者の信用度は、過去の借入履歴や返済能力などによって判断されます。
審査に通るためには、事業計画書をしっかりと作成し、経営者自身も信頼できる人物であることをアピールすることが必要です。
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美容室開業の相談はWHATS incへ
美容室は開業資金ゼロで作ることは難しいですが、資金をある程度貯めることができれば開業することも可能です。
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