オフィスのインテリアを考えるとき、パーテーションの選び方に悩んだことはありませんか?
そんな中で、「機能性を重視すべきか、それともデザイン性を優先すべきか」という問題が常につきまといます。
おしゃれなオフィスパーテーションを選ぶことで、本当に生産性や従業員の満足度は向上するのでしょうか?
今回は、オフィスパーテーションの選び方と、おしゃれなデザインが職場にもたらす効果について解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
オフィスの内装についてはWHATS incにお気軽にご相談ください。
お問い合わせは下記LINE公式アカウント、もしくはメールからお気軽にご連絡ください。
目次
オフィスパーテーションの3つの役割
オフィスパーテーションは、単なる仕切りではなく、働き方を大きく変える可能性を秘めています。
適切なパーテーションの選択と配置により、生産性の向上やコミュニケーションの活性化が期待できます。
ここでは、オフィスパーテーションの3つの重要な役割について詳しく見ていきましょう。
・集中力を高める:視覚的な遮断で、仕事に集中できる環境を構築
・プライバシーを確保する:個人情報を保護し、安心感を提供
・コミュニケーションを促進する:視線を遮りながらも、開放的な空間をデザイン
それぞれの役割について詳しく見ていきましょう。
集中力を高める:視覚的な遮断で、仕事に集中できる環境を構築
オフィスパーテーションは、視覚的な遮断により、集中力を高める効果があります。
適切な高さと配置のパーテーションを使用することで、周囲の動きや視線から解放され、作業に集中できる環境を作り出せます。
例えば、デスク周りに設置するパーテーションは、他者の動きが視界に入るのを防ぎ、集中力の維持に役立ちます。
また、吸音性のあるパーテーションを使用することで、騒音も軽減でき、さらなる集中力向上が期待できます。
一人用の集中ブースを設けることで、より高度な集中を要する作業にも対応できます。
ただし、完全に閉鎖的な環境は逆効果になることも。適度な開放感とのバランスを取ることが大切です。
プライバシーを確保する:個人情報を保護し、安心感を提供
オフィスパーテーションは、プライバシーを確保し、個人情報を保護する重要な役割を果たします。
適切なパーテーションの使用により、機密情報の漏洩リスクを低減し、従業員に安心感を提供できます。
例えば、デスクサイドに設置する高めのパーテーションは、PCの画面や書類を他者から見えにくくします。
会議室やミーティングスペースでは、半透明のパーテーションを使用することで、視線を遮りつつ圧迫感を軽減できます。
電話ブースや個別の相談スペースを設けることで、より高度なプライバシーが必要な場面に対応できます。
過度なプライバシー確保は、コミュニケーションを阻害する可能性も。適度な開放感とのバランスが重要です。
コミュニケーションを促進する:視線を遮りながらも、開放的な空間をデザイン
一見矛盾するようですが、適切なオフィスパーテーションの使用は、コミュニケーションを促進する効果があります。
視線を適度に遮りながらも、開放的な空間をデザインすることで、活発な交流を生み出せます。
例えば、腰高程度のローパーテーションを使用することで、着席時のプライバシーを確保しつつ、立ち上がれば会話がしやすい環境を作れます。
透明や半透明のパーテーションを使用することで、視覚的なつながりを保ちながら、適度な区切りを設けられます。
可動式のパーテーションを導入すれば、状況に応じて開放的な空間と個別の作業空間を柔軟に切り替えられます。
パーテーション自体をコミュニケーションツールとして活用する例も増えています。例えば、ホワイトボード機能付きのパーテーションなどです。
適度なプライバシーの確保も忘れずに適切な空間デザインを心がけましょう。
おしゃれオフィスパーテーションの5つの種類
おしゃれなオフィスパーテーションは、機能性だけでなく、空間の雰囲気づくりにも大きく貢献します。
素材、デザイン、機能性など、様々な観点から最適なパーテーションを選ぶことが重要です。
ここでは、おしゃれなオフィスパーテーションの主な種類について詳しく見ていきましょう。
・ローパーテーション:圧迫感がなく、コミュニケーションを促進
・ハイパーテーション:プライバシーを重視し、集中できる空間を確保
・ガラスパーテーション:開放感を保ちつつ、空間を区切る
・吸音パーテーション:騒音を軽減し、静かな環境を実現
・可動式パーテーション:レイアウト変更に柔軟に対応
それぞれの種類について詳しく見ていきましょう。
ローパーテーション:圧迫感がなく、コミュニケーションを促進
ローパーテーションは、一般的に床から120cm程度の高さのパーテーションを指します。
圧迫感が少なく、オープンな雰囲気を保ちつつ、適度なプライバシーを確保できるのが特徴です。
例えば、デスク周りに設置することで、着席時の視線を遮りながら、立ち上がれば会話がしやすい環境を作れます。
カラフルなデザインや木目調のものを選ぶことで、オフィスに明るさや温かみを加えられます。
上部をガラスや透明アクリルにしたハーフタイプも人気で、より開放的な雰囲気を演出できます。
ハイパーテーション:プライバシーを重視し、集中できる空間を確保
ハイパーテーションは、一般的に床から160cm以上の高さのパーテーションを指します。
高い遮蔽性により、プライバシーを重視し、集中できる個人空間を確保できるのが特徴です。
例えば、デスク周りに設置することで、立ち上がっても他者の視線を気にせず作業に集中できます。
機密性の高い情報を扱う部署や、電話対応の多い部署などに適しています。
上部をガラスにしたタイプも増えており、圧迫感を軽減しつつ高い遮蔽性を実現できます。
ガラスパーテーション:開放感を保ちつつ、空間を区切る
ガラスパーテーションは、透明または半透明のガラスを使用したパーテーションです。
開放感を保ちつつ空間を区切ることができ、明るく洗練された印象を与えるのが特徴です。
例えば、会議室や個室の仕切りとして使用することで、視覚的なつながりを保ちながら音を遮断できます。
フロスト加工や模様入りのガラスを使用することで、適度なプライバシーを確保しつつデザイン性も高められます。
スマートガラスを使用し、電気制御で透明度を変えられるタイプも登場しています。
完全な遮音性や遮蔽性は期待できないため、用途に応じて他の素材と組み合わせることも検討しましょう。
吸音パーテーション:騒音を軽減し、静かな環境を実現
吸音パーテーションは、特殊な吸音素材を使用し、音の反射や伝搬を軽減するパーテーションです。
オフィス内の騒音を効果的に抑え、静かで集中できる環境を実現できるのが特徴です。
例えば、オープンオフィスのデスク間に設置することで、会話や機器の音を軽減し、作業効率を向上させられます。
電話ブースや小規模な会議スペースの仕切りとしても効果的です。
デザイン性の高い吸音パネルも増えており、機能性と美観を両立できます。
可動式パーテーション:レイアウト変更に柔軟に対応
可動式パーテーションは、キャスター付きや折りたたみ式など、簡単に移動や収納ができるパーテーションです。
レイアウト変更や一時的なスペース分割に柔軟に対応できるのが特徴です。
例えば、大きな会議室を複数の小スペースに分割したり、イベント時に一時的な個室を作ったりできます。
フリーアドレスオフィスでは、従業員が自由にスペースをカスタマイズできるツールとして活用できます。
ホワイトボード機能やピンナップボード機能を備えたものも人気で、コミュニケーションツールとしても活用できます。
オフィスパーテーション選びの5つのポイント:失敗しないためのチェックリスト
オフィスパーテーションを選ぶ際は、様々な要素を考慮する必要があります。
適切なパーテーションを選ぶことで、快適で生産性の高いオフィス環境を実現できます。
ここでは、オフィスパーテーション選びの5つの重要なポイントについて詳しく見ていきましょう。
・オフィスデザインとの調和:全体の雰囲気に合わせた素材や色を選ぶ
・機能性:吸音性、遮光性、移動性など、必要な機能を満たすものを選ぶ
・サイズ:設置場所の広さや目的に合わせて、適切なサイズを選ぶ
・素材:耐久性、メンテナンス性、安全性などを考慮して選ぶ
・価格:予算内で、コストパフォーマンスの高いものを選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
オフィスデザインとの調和:全体の雰囲気に合わせた素材や色を選ぶ
オフィスパーテーションは、オフィス全体のデザインと調和することが重要です。
全体の雰囲気に合わせた素材や色を選ぶことで、統一感のある洗練された空間を創出できます。
例えば、モダンでミニマルなオフィスには、シンプルなデザインのガラスパーテーションが調和します。
木目調の家具が多いオフィスには、同じトーンの木目パネルを使用したパーテーションがマッチします。
企業カラーを取り入れたパーテーションを選ぶことで、ブランドイメージの強化にも繋がります。
流行を追いすぎると数年で古びた印象になることも。長期的な視点でデザインを選ぶことが大切です。
機能性:吸音性、遮光性、移動性など、必要な機能を満たすものを選ぶ
オフィスパーテーションの選択では、必要な機能を満たすものを選ぶことが重要です。
用途や設置場所に応じて、適切な機能を持つパーテーションを選択しましょう。
例えば、オープンオフィスでは吸音性の高いパーテーションを選ぶことで、騒音を軽減し集中できる環境を作れます。
会議室や応接室では遮音性と遮光性を重視し、プライバシーを確保できるパーテーションを選びましょう。
フリーアドレスオフィスでは移動性の高いパーテーションを選び、レイアウト変更に柔軟に対応できるようにします。
サイズ:設置場所の広さや目的に合わせて、適切なサイズを選ぶ
オフィスパーテーションのサイズは、設置場所の広さや目的に合わせて適切に選ぶ必要があります。
適切なサイズのパーテーションを選ぶことで、空間を効率的に活用し、快適な環境を作り出せます。
例えば、デスク周りのパーテーションは、着席時の視線を遮る高さ(120cm程度)が一般的。
完全な個室感が必要な場合は、立ち上がっても視線が通らない高さ(160cm以上)を選びましょう。
会議室の仕切りには天井まで届く高さのパーテーションを選び、遮音性を高めます。
幅については、設置場所の寸法を正確に測り、適切なサイズを選択することが重要です。
最近では、モジュール式のパーテーションも増えており、設置場所に合わせてカスタマイズしやすくなっています。
ただし、大きすぎるパーテーションは圧迫感を生むこともあり、空間の広さとのバランスを考慮しましょう。
素材:耐久性、メンテナンス性、安全性などを考慮して選ぶ
オフィスパーテーションの素材選びは、長期的な使用を考慮して行うことが重要です。
耐久性、メンテナンス性、安全性などを総合的に判断し、最適な素材を選びましょう。
例えば、頻繁に移動や組み替えを行う場合は、軽量で丈夫なアルミフレームのパーテーションが適しています。
清潔さを重視する環境では、汚れが付きにくく拭き取りやすい素材(メラミン化粧板など)を選び、安全性を重視する場合は、燃えにくい素材や角が丸いデザインのものを選択します。
価格:予算内で、コストパフォーマンスの高いものを選ぶ
オフィスパーテーションの選択では、予算内でコストパフォーマンスの高いものを選ぶことが重要です。
初期費用だけでなく、長期的な使用を考慮して総合的に判断しましょう。
例えば、安価なパーテーションでも必要な機能を満たしていれば、コストを抑えられます。
高価でも耐久性が高く長期間使用できるものは、結果的にコスト効率が良いこともあります。
レンタルやリースの活用も、初期投資を抑える方法として検討する価値があるでしょう。
スタートアップなど予算が少ない場合は中古やリユースのパーテーションを扱う業者を選択することも増えており、コスト削減の選択肢となっています。
オフィスパーテーションの配置術:空間を最大限に活かすレイアウトアイデア
オフィスパーテーションの効果を最大限に引き出すには、適切な配置が不可欠です。
戦略的なレイアウトにより、快適で生産性の高い空間を作り出すことができます。
ここでは、オフィス内の主要なエリアごとのパーテーション配置のアイデアを詳しく見ていきましょう。
・ワークスペース:集中できる個人スペースと、コミュニケーションを促進する共有スペースをバランスよく配置
・会議室:プライバシーを確保しつつ、開放的な空間を演出
・受付・エントランス:企業イメージを向上させる、洗練された空間デザイン
それぞれのエリアについて詳しく見ていきましょう。
ワークスペース:集中できる個人スペースと、コミュニケーションを促進する共有スペースをバランスよく配置
ワークスペースでは、個人の集中力とチームのコミュニケーションのバランスが重要です。
パーテーションを適切に配置することで、両者を両立させた効率的な空間を創出できます。
例えば、デスク間にはローパーテーション(高さ120cm程度)を設置し、着席時のプライバシーを確保しつつ、立ち上がれば会話できる環境を作ります。
集中を要する作業には、高さのあるパーテーション(160cm以上)で囲まれた個人ブースを設けます。
チーム単位でまとまりを持たせたい場合は、チームごとに異なる色や素材のパーテーションを使用して区分けします。
コラボレーションエリアには可動式のパーテーションを配置し、必要に応じてオープンスペースと個別スペースを切り替えられるようにします。
最近では、ソーシャルディスタンスを確保するためのパーテーション配置も重要になっています。
会議室:プライバシーを確保しつつ、開放的な空間を演出
会議室では、プライバシーの確保と開放感のバランスが重要です。
適切なパーテーション選択と配置により、機密性と快適性を両立した空間を作り出せます。
例えば、ガラスパーテーションを使用することで、視覚的な開放感を保ちつつ、音声のプライバシーを確保できます。
必要に応じて遮蔽性を高めたい場合は、スマートガラスや電動ブラインド内蔵型のパーテーションを採用します。
大きな会議室を複数の小会議室に分割できるよう、可動式のパーテーションを設置するのも効果的です。
壁面には吸音パネルを使用し、会議の音漏れを防ぎつつ、室内の音響環境も改善します。
ただし、完全に閉鎖的な空間は圧迫感を生むことも。適度な透明性や開放感を持たせることが大切です。
受付・エントランス:企業イメージを向上させる、洗練された空間デザイン
受付やエントランスは、企業の顔となる重要な空間です。
パーテーションを効果的に使用することで、洗練されたイメージと機能性を両立できます。
例えば、企業ロゴや企業カラーを取り入れたデザインパーテーションを設置し、ブランドイメージを強調します。
受付カウンターの周りには、適度な高さのパーテーションを配置し、プライバシーを確保しつつ開放感も演出します。
待合スペースには、植物を組み込んだグリーンパーテーションを使用し、癒しの空間を創出します。
動線を考慮し、パーテーションで自然な誘導を行うことで、スムーズな人の流れを作り出すことができるでしょう。
休憩スペース:リラックスできる、居心地の良い空間を創出
休憩スペースは、従業員がリフレッシュし、コミュニケーションを図る重要な場所です。
パーテーションを上手く活用することで、くつろげる空間と適度なプライバシーを両立できます。
例えば、低めのパーテーション(高さ90cm程度)で緩やかに区切ることで、開放感を保ちつつ適度な個別性を確保します。
植物を組み込んだグリーンパーテーションを使用し、自然の癒し効果を取り入れます。
可動式のパーテーションを配置し、少人数での会話やリラックスに適した小空間を作れるようにします。
吸音パネルを効果的に使用することで、くつろぎながらも他者の会話が気にならない環境を作り出せます。
最近では、カフェのような雰囲気を演出するデザインパーテーションも人気です。
オフィスパーテーションで、働き方改革を加速させよう
オフィスパーテーションは、単なる仕切りではなく、働き方を大きく変える可能性を秘めた重要なツールです。
適切なパーテーションの選択と配置により、集中力の向上、プライバシーの確保、コミュニケーションの促進など、多様な効果が期待できます。
オフィスパーテーションは、働き方改革を加速させる重要な要素の一つと言えるでしょう。適切なパーテーション配置により、従業員の生産性と満足度を向上させ、企業の競争力を高めることができます。
オフィスの内装についてはWHATS incにお気軽にご相談ください。
お問い合わせは下記LINE公式アカウント、もしくはメールからお気軽にご連絡ください。