【美容室独立】自己資金700万・融資700万でスタート!「暇すぎて体調を崩した」2店舗目展開のリアルと、国が半分出す”助成金”の裏側【動画あり】
記事概要
東京・住吉で「GREVENhair(グレーベンヘア)」を開業し、現在は木場にも店舗を展開するオーナーの成田氏。18歳からの12年間の下積みを経て、30歳で独立を果たしました。人生の最後を想像し「独立しなかったら後悔する」と腹をくくった彼は、自己資金700万円を用意しながらも、あえて同額の融資700万円を受けた堅実なスタートを切ります。
しかし、スタッフの成長に合わせて勢いで出店した2店舗目では、想定外の事態から「不安で体調を崩す」という試練も。オープン当初の看板頼りの集客から爆発的なヒットを生んだ「あるメニュー」の戦略、そして「国が資金の半分を出してくれる」知られざる助成金のからくりまで。
※本記事はインタビューの一部です。具体的な集客ノウハウや、絶対に知っておくべき助成金の活用術は動画本編で公開中!
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30歳で独立。自己資金700万でも「満額融資」を受けた理由
── まずは、独立を決意された経緯について教えてください。
成田氏: 18歳から前の会社に12年間勤めて、店長も5年ほど経験させてもらいました。美容師なら誰しも頭の中に「独立」があると思いますが、人生の最後を想像した時に、「独立していなかったら絶対に後悔するな」と思ったんです。それで30歳の時に決意しました。妻も同業だったので、2人でやれる強みもありましたね。
── 物件探しや資金面はいかがでしたか?
成田氏: 最初は江東区の住吉で、安牌を取って小さめの物件に決めました。内装費や什器などを合わせて、初期費用は大体700万円でしたね。その時、自己資金として700万円を用意していたんですが、融資も満額の700万円を借りました。
── 自己資金だけで賄える額ですが、あえて融資を受けたのですね。
成田氏: 自腹でも開業できましたが、手元の自己資金を減らすことなくやっていきたかったんです。手元に資金があれば「まだ生きていける」という安心感が全然違いますから。12年間で「独立のために」と特別に切り詰めていたわけではないですが、気づいたらそれくらい貯まっていましたね。
2店舗目は勢いで出店。しかし「暇すぎて体調を崩した」
── 2013年に開業され、3年後には向かい側に拡張移転。そして2025年10月に木場店をオープンされました。2店舗目を出したきっかけは?
成田氏: 最初から2店舗目を見据えていたわけではないんです。たまたまスタッフが育ってしっかり働いてくれるようになり、産休だった妻も復帰することになって、4人体制が一気に6人になるタイミングが訪れました。「スタッフがいるからいけるな」と思って、勢いで2店舗目を出しました。
── 実際にオープンされて、順調ですか?
成田氏: いや、めちゃくちゃ暇で不安しかないです。不安でちょっと体調を崩しちゃったくらいで……これから頑張らないといけないですね。
── 1店舗目との違いは何でしょうか?
成田氏: 10年前とは時代が違いすぎて、家賃もすごく上がっていて驚きました。それに、住吉店は外観が目立っていたので自然と新規集客できていたんですが、今回はそうはいかなくて。どうやって周りに周知していくかが課題ですね。
看板頼りの集客を一変させた「あるメニュー」の爆発力
── 集客については、どのような媒体を使われていますか?
成田氏: 実はオープン当初は看板とチラシくらいで、ネット関係はやっていなかったんです。それでも当時は割とお客様が来てくれていました。でも、2年ちょっと前に入ってくれた若手スタイリストが「若い客層を集客したいから」と言ってくれて、ネットの集客サイトを始めることにしたんです。
── 効果はいかがでしたか?
成田氏: せっかくやるならと、「あるメニュー」に焦点を当てて集客し始めたんですが……びっくりしましたね。めちゃくちゃお客様が入るようになって、「もっと早くやっていればよかった」と後悔したくらいです。
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国が半分出してくれる?知らなきゃ損する「助成金」のリアル
── これから独立する方へ、資金面でのアドバイスをお願いします。
成田氏: お金を貯めることが一番大事です。最初は売上が伸びなくて当たり前ですが、手元に資金があれば心持ちが全然違いますから。あとは、資金の半分くらいを国が出してくれる制度があるので、それをしっかり勉強して活用すべきです。
── 成田さんご自身もその制度を活用されたのですか?
成田氏: 実は、今回はタイミングが合わなくて使えなかったんです。本当は妻の名義でやろうと思っていたんですが、2店舗目ということもあり、入社や名義の手続き上の複雑な問題があって時間がなくなってしまって……。
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スタッフのための環境作りが「自分のため」になる
── 最後に、経営者として変わったことを教えてください。
成田氏: 自分が権限を持っているので、スタッフのために「完全週休2日」にして有給を与えたりと、どんどん環境を変えられることです。そうやってスタッフのために環境を整えたら、自分も休めるようになって、めちゃくちゃ体が楽になりました。昔はカツカツで働いていましたが、今はプライベートも充実しています。スタッフのためにやったことが、結果的に自分のためになりましたね。
── 独立を迷っている方にメッセージをお願いします。
成田氏: お金さえしっかり準備できた人は、絶対にうまくいきます。それだけの準備ができる能力があるということですから。準備ができたら、あとはお店作りを楽しんでほしいですね。
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取材協力:grevenhair(グレーベンヘア)
- オーナー:成田 氏
- エリア:東京都・住吉/木場
- 開業資金:初期費用約700万円(自己資金700万円、融資700万円)
