【理美容ニュース】顧客データを資産に変える経営術と 乏毛症を乗り越えた美容師の挑戦
「哲学を構造に、現場の声をシステムに」——地域サロンから起こる新しい波
京都の地域密着型美容室「のりこ美容室」代表とシステム会社SCATによる対談企画の最終回です。紙のカルテをデジタル化するだけでなく、顧客情報を「資産」として蓄積し、スタッフの経験や知見をチーム全体で活かすことを目指すシステム「cloud karte」が紹介されています。
「感覚から蓄積へ」「顧客満足度ではなく個客感動を目指す」「過去の記録ではなく、次回への改善点まで残す未来指向の記録」といった考え方が語られていました。
(出典:Beautopia)
美容室で考えるべきポイント
ベテランスタッフの「勘」や「経験」は、その人が辞めると一緒に失われてしまいがちです。カルテのデジタル化によってこうした経験をチームの資産として蓄積・共有できれば、スタッフ教育や新人の立ち上がりの早さにもつながりそうです。
紙のカルテのままでも、「次回はこう提案する」というメモを残す習慣を作るだけで、似たような効果は期待できるかもしれません。
地域密着型のサロンだからこそ、お客様一人ひとりの背景を蓄積していく価値は大きいのではないでしょうか。
先天性乏毛症を乗り越え美容師に 「おハゲ美容師」あまもあみさんの挑戦
生まれつき髪が少ない「先天性乏毛症」を持つあまもあみさんが、2025年に美容師免許を取得したことを紹介する記事です。以前は歯科衛生士としてかつらを着用しながら働いていましたが、「困ったときに助けてくれる、元気を与えてくれる仕事」という思いから美容師を志したそうです。
現在はInstagramで2万人を超えるフォロワーを持つインフルエンサーとしても活動し、同じ悩みを持つ人たちに励ましを与える存在になっています。
(出典:理美容ニュース)
美容室で考えるべきポイント
髪の悩みは人それぞれで、外見からは想像しにくい事情を抱えているお客様も少なくありません。あまもあみさんのように「悩みを経験したからこそ、同じ悩みを持つ人の力になりたい」という思いは、接客やカウンセリングの姿勢を見直すきっかけにもなりそうです。
また採用の場面でも、「見た目や経歴にとらわれず、その人の思いや強みを見る」という視点は、これからのサロン運営において大事になってくるかもしれません。
多様な背景を持つスタッフが活躍できる環境づくりは、これからのサロンの魅力にもつながっていきそうです。
みなさんのサロンではどうされていますか?