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Magazine / Blogネイル・アイラッシュサロンの内装デザイン|コンセプトの作り方とWHATSの事例4選
ネイル・アイラッシュサロンの内装は、施術席の見せ方で決まる
この記事でわかること
ネイルやアイラッシュのサロンは、お客様が席に座ったまま長い時間を過ごす店です。そのため、「席からどう見えるか」「隣の席とどれくらい離れているか」が、居心地と店の印象に直結します。
また、ネイルとアイラッシュを同じ店で扱う場合は、手元の作業と、仰向けで受ける施術という、性質の異なる席が並びます。どちらも落ち着いて過ごせるように、席の配置、囲い方、光の入り方を最初に整理しておくことが大切です。
ここでは、コンセプトを空間にする考え方を整理し、WHATSが手がけたサロンの事例を紹介します。
コンセプトを空間にする4つの視点
1. コンセプトを、ひと言で言える形にする
「静かな隠れ家」「やわらかな華やかさ」のように、ひと言で言える言葉にしておくと、色・素材・照明・家具の選び方がぶれにくくなります。言葉が決まっていると、設計者や施工会社とのイメージ共有もしやすくなります。
2. 施術席を、どう囲うか
席を壁やパーテーションで囲うのか、カーテンでゆるく区切るのか、オープンにして広がりを見せるのか。囲うほどプライベート感が増す一方で、圧迫感が出たり、スタッフの目が届きにくくなったりします。店の規模と客層に合わせて、バランスを決めます。

3. 色と光は、アクセントを絞って整える
壁や床は落ち着いた色でまとめ、アクセントになる色や素材を絞ると、可愛らしさがあっても上品にまとまります。色を増やすほど、雑多な印象になりやすくなります。
光は、手元の作業席では影ができにくい明るさを確保し、待合や通路は落ち着いた光にして、メリハリをつけます。
アクセントは、目立たせる場所を決める
アーチ、壁の1面、照明の金具など、目立たせる場所を先に決めておくと、他の部分が落ち着いた色でも、店の個性が伝わります。

4. 入口・看板・外からの見え方をそろえる
ビルの上階や、既存の店の一角にあるサロンでは、入口や看板の見せ方が集客に直結します。外から見たときの色味や看板の出し方を、店内のコンセプトとそろえておきます。

WHATSが手がけたネイル・アイラッシュサロンの事例
WHATSの施工事例ページで公開している、ネイル・アイラッシュサロン4件を紹介します。
| 事例 | イメージ | 場所と施工時期 |
| Laque | シンプル・ミニマル | 東京都渋谷区/2023年8月 |
| Luana | アンティーク・クラシック・モダン | 東京都足立区/2020年4月 |
| Mire lash studio | キュート | 神奈川県川崎市多摩区/2026年1月 |
| nail salon com by neolive | キュート・シンプル・ナチュラル | 埼玉県草加市/2025年2月 |
Laque|洞窟のような異空間をコンセプトにしたサロン

Laqueは、東京都渋谷区神宮前のネイル・アイラッシュサロンで、2023年8月に施工しました。広さは20.5坪、イメージは「シンプル」「ミニマル」です。洞窟のような異空間をコンセプトにデザインしています。
掲載写真では、凹凸のある淡い色の壁、くすんだ色の床、白い受付カウンターが目に入ります。奥にはカーテンで区切られたアイラッシュ席があり、素材の質感でコンセプトを表しながら、席をゆるく仕切っています。
Luana|アンティークの家具で落ち着きをつくるサロン

Luanaは、東京都足立区千住のネイル・アイラッシュサロンで、2020年4月に施工しました。広さは29.1坪、イメージは「アンティーク」「クラシック」「モダン」です。
掲載写真では、グレーの壁の前に木製の椅子が置かれ、右に木目の受付カウンターが見えます。壁の照明とロゴで入口の印象をつくり、フォトスポットでありながら待つ時間も過ごしやすい雰囲気にしています。
Mire lash studio|アーチで席をゆるく区切るサロン

Mire lash studioは、神奈川県川崎市多摩区登戸のネイル・アイラッシュサロンで、2026年1月に施工しました。広さは16坪、イメージは「キュート」です。マツエクとネイルのサロンとして設計し、色味をアクセントに、アールを使った女性らしい店舗にしています。
色味は、お客様と一緒にイメージを共有しながら決め、ゴールドを使いながら、可愛くなりすぎず上品にまとめています。
掲載写真では、ピンクの壁にくり抜かれたアーチが連なり、白いカーテンで各席が区切られています。金色のウォールライトが、アーチの縁に温かい光を添えています。
nail salon com by neolive|既存の美容室になじませたサロン

nail salon com by neoliveは、埼玉県草加市高砂のネイル・アイラッシュサロンで、2025年2月に施工しました。広さは12.9坪、イメージは「キュート」「シンプル」「ナチュラル」です。既存の美容室に合わせて、モールディングや淡いブルーを使い、目に止まるように突き出し看板を取り付けています。
掲載写真では、モールディングのある淡い色の壁面、突き出し看板、白いテーブルの席が見えます。同じ施設の既存の店になじませつつ、看板で存在を知らせる見せ方です。
設備と動線で、見落としやすいこと
換気と匂い
ネイルの薬剤やまつげ用の接着剤は、匂いが気になる要素です。換気の経路と、席ごとの空気の流れを、図面の段階で確認します。
水まわり
手洗い、シンク、オフ作業をする場所の位置を決めます。席からの距離が遠いと、スタッフの動きが増え、お客様を待たせる原因になります。
電源と機器
ライト、ドリル、ヒーターなどの機器を使う席の周りに、コンセントを十分に確保します。席替えやレイアウト変更にも対応できる配置にしておくと、後から困りません。
収納と荷物置き場
材料や備品の収納、お客様の荷物やコートを置く場所は、先に決めておきます。席の周りが片付いていると、店の印象も整います。
換気と給排水は、物件を決める前に確認する
換気と給排水の計画は、物件や建物の条件によって変わります。物件を決める前に、内装会社と一緒に確認しておくと安心です。
内装会社に相談する前に整理しておきたいこと
相談の前に、次の4つを書き出しておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
- 扱うメニュー(ネイルのみ、アイラッシュのみ、両方)と、席の種類
- コンセプトを表す言葉と、参考にしたいサロンの写真
- 客層と、目指す雰囲気(上品、可愛らしい、ミニマルなど)
- 予算の幅と、優先したい場所
内装の考え方は、ネイルサロンの内装デザインの記事と、マツエクサロンの内装デザインの記事でも解説しています。
この記事のまとめ
- コンセプトをひと言にして、席の囲い方・色・光を決める
- 色や素材は、アクセントを絞ると、可愛らしくても上品にまとまる
- 換気、水まわり、電源、収納は、早めに確認する
よくある質問
Q.ネイルとアイラッシュを同じ店で行うとき、席はどう分けますか?
Q.小さな店でも、囲いのある席は作れますか?
Q.内装会社への相談は、どの段階からできますか?
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