【理美容ニュース】理美容の時給27%上昇、 美容室向けAIサービスも登場
【2026年9月17日の美容ニュース】
「エステ・理美容」の平均時給1448円、前年同月比27.2%上昇
マイナビキャリアリサーチラボが発表した「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」によると、「エステ・理美容」の平均時給は1448円でした。前年同月比で310円(27.2%)、前月比でも256円(21.5%)の大幅な上昇です。
一方、全国のアルバイト・パート平均時給は1303円で、前年同月比16円減。全体が伸び悩むなか、理美容の上昇が際立っています。マイナビは「夏以降の求人条件の見直しが進み、平均時給を引き上げた可能性がある」と分析しています。
(出典:理美容ニュース)
アシスタントやパートの募集で、提示している時給が相場から離れていないかを確認しておきたいところです。
1カ月での急な変化のため一時的な動きの可能性もありますが、採用で競合する他店が条件を上げているかもしれません。
時給だけで勝負するのが難しい場合は、教育体制や働き方の柔軟さなど、お金以外の魅力をどう伝えるかも合わせて考えたいですね。
美容室向け生成AIサービス「SALOMATE」を10月開始
ゴッホ・スタイリングスは、美容室向け生成AIサポートサービス「SALOMATE(サロメイト)」を10月から提供します。サロンの想いや強み、得意なスタイル、技術へのこだわりなどを入力すると、AIがサロン紹介のLPを作成します。
さらにLPをもとにSNS投稿を生成・投稿し、反応の分析と改善まで継続的に支援する仕組みです。料金は月額33,000円(税込)の予定。今後は求人・採用への展開も予定しています。
(出典:理美容ニュース)
AIに任せるにしても、「うちのサロンが選ばれる理由」を言葉にできていないと良い発信にはなりません。
ツールを使うかどうかにかかわらず、来てほしいお客様像や他店との違いを一度書き出してみる価値はありそうです。
SNS運用が特定のスタッフの負担になっているサロンは、AIでどこまで手間を減らせるかを検討する時期に来ているのかもしれません。
理容業5.3ポイント・美容業5.2ポイント上昇 <第三次産業活動指数 2026年7月>
経済産業省が発表した2026年7月分の第三次産業活動指数で、理容業は前月比5.3ポイント、美容業は5.2ポイント上昇しました。
ただし、理容業・美容業ともに2カ月連続で100(2020年基準)を下回っており、総合指数を大きく下回る水準が続いています。
(出典:理美容ニュース)
業界全体としては、まだ力強さを欠く状況が続いています。
市場全体が伸びにくい中では、来店頻度や客単価など自店でコントロールできる数字をどう伸ばすかが重要になります。
業界平均の動きと自店の前年比を並べて見ると、自店の立ち位置が見えやすくなります。
AB&Company 3Q、売上高16.8%増の165億円・営業利益57.7%増の20億円
「Agu.」グループを運営するAB&Companyは、2026年10月期第3四半期決算(2025年11月~2026年7月)を発表しました。売上収益は165億7700万円(前年同期比16.8%増)、営業利益は20億8200万円(同57.7%増)でした。
セグメント別では、直営美容室運営の売上収益が139億1800万円(20.1%増)、フランチャイズが24億1100万円(9.7%増)。通期の業績予想に修正はありません。
(出典:Beautopia)
業界全体が伸び悩む中でも、大手チェーンは増収増益を続けています。
増益の要因は記事からはわかりませんが、規模で戦う大手と、個店がどこで差別化するかを考える材料になります。
フランチャイズ加盟も含め、どんな形で店舗を広げていくかは、開業を考える人にとっても気になるテーマです。
WellBe、訪日外国人向け美容予約事業で5500万円を調達
訪日外国人向けの美容・ウェルネス予約プラットフォーム「WellBe」を運営するWellBe株式会社が、総額5500万円の資金調達を実施しました。
多言語対応・予約・事前決済・通訳を一体で提供し、サロン側の運用負荷を増やさずに海外需要の獲得を支援するサービスです。東京・大阪・京都・福岡を中心とする数百店舗規模の加盟店網を、将来的に1万店舗規模まで広げることを目指しています。
(出典:理美容ニュース)
言語や決済の壁を外部サービスで補えるなら、インバウンド客は観光地に近いサロンにとって現実的な集客先になります。
一方で、サロン側の手数料や実際の送客数は記事からはわからないため、検討する場合は条件の確認が必要です。
出店エリアを選ぶ段階で、訪日客の動線を考慮に入れるという視点もありそうです。
SNSフォロワー数ランキング いま人気のインフルエンサー美容師・美容サロン(2026年9月)
ビュートピアが3カ月ごとに発表している、美容師・サロンのSNSフォロワー数ランキングの最新版です。インスタグラムでフォロワー数10万人を超える美容師は約90人いるとしています。
ランキングでは所属サロンのアカウントもあわせて掲載されており、個人アカウントのフォロワー数がサロンのアカウントを大きく上回るケースが多いことがわかります。
(出典:Beautopia)
美容業界では、お客様は「サロン」より「人」についてくる傾向がSNSでもはっきり表れています。
スタッフ個人の発信をどう応援するか、サロンアカウントには何を任せるか、役割分担を決めておくと運用しやすくなります。
個人の集客力が強いほど、独立や移籍の際の影響も大きくなるため、関係づくりも合わせて考えたいところです。
天皇の御理髪掛を三代務めた大場氏、名門理容室が三代で幕
東京商工リサーチによると、三代にわたり天皇の御理髪掛を務めた大場氏が代表を務めていた株式会社大場が、2026年8月5日に破産開始の決定を受けました。負債額は調査中とのことです。
2026年2月に大場隆吉社長が亡くなったことで事業の継続が難しくなったといいます。同社は赤坂や青山で理容室を経営していました。
(出典:理美容ニュース)
長い歴史と信頼があっても、経営者に万一のことがあると事業を続けられなくなることがあります。
技術や顧客を誰が引き継ぐのか、お金や契約まわりを誰が把握しているのか。小規模なサロンほど、日頃から準備しておきたいテーマです。
「自分がいなくても回るお店」をどうつくるかは、規模にかかわらずすべての経営者に関わる問いです。
若年層に広がるヘアアイロンの持ち歩き 「リファ」がコーム型2種を投入
「リファ」は9月16日、コーム型ヘアアイロン“ハートコームアイロン”(1万3860円)と“ハートコームアイロン アイラ”(9900円)を発売しました。全国の美容室・エステサロンなどで先行販売されています。
担当者によると、都心部の10~20代にとってアイロンを持ち歩くこと自体はそれほど珍しくないそうです。雨や湿気、イベントなど、外出先で髪を整える場面が増えていることが背景にあるとしています。
(出典:WWDJAPAN)
若いお客様は、サロンで仕上げた状態を「外出先で自分で直す」前提で過ごしているのかもしれません。
前髪や顔まわりの直し方をその場で一緒に練習するなど、スタイリング提案と店販をつなげるきっかけになりそうです。
「持ち帰ってからの再現性」の相談にどこまで乗れるかは、リピートにもつながるポイントです。
出店したいオーナー必見の内装カタログ 「サロン建築最前線」連載まとめ
ビュートピアの連載『サロン建築最前線』は、美容サロンの設計・内装事例を月1回のペースで紹介しています。その連載のまとめページが更新されました。
最新回で取り上げているのは、東京・原宿のメンズサロン「ANSWER 原宿店」です。ベージュを基調にした空間に、SNSでの発信を意識したオリジナルの発光ミラーや120色の照明などを取り入れています。
(出典:Beautopia)
内装は「おしゃれかどうか」だけでなく、お客様が写真を撮りたくなるか、スタッフが動きやすいかといった視点でも考える必要があります。
開業準備中の方は、ターゲット層が近い事例を集めておくと、設計会社との打ち合わせがスムーズになります。
なお、まとめページには各事例の費用までは掲載されていないため、予算感は個別に確認が必要です。
【2026年】サロン差別化に必要なウェルネスマッサージの4大トレンド
美容経済新聞に、海外のウェルネス・マッサージの専門家による寄稿が掲載されました。2026年のトレンドとして、神経系を整えるアプローチ、プレミアム・ヘッドスパ、音や香りによる五感を刺激する空間設計、姿勢調整の4つを挙げています。
特にヘッドスパについては、2024年以降に急拡大し、サロンメニューの中で独立したカテゴリとして定着していると解説しています。
(出典:美容経済新聞)
「リラックス」だけでなく、疲れや睡眠の悩みに応えるメニューとして見せられるかが、高単価化の鍵になりそうです。
海外視点の内容なので、日本のお客様にどこまで当てはまるかは、自店の客層に合わせて見極めたいところです。
ヘッドスパを導入する場合は、技術だけでなく、照明や香りなど空間の演出まで含めて設計すると差がつきます。
みなさんのサロンではどうされていますか?