【39坪・11席】緻密な「目線設計」とあたたかさの継承。約2,000万円で叶えた大型サロンのリニューアル事例

はじめに

30坪を超える大型サロンの全面改装では、長年培ったブランドアイデンティティ(親しみやすさ)の継承と、スタッフの動線効率の高度化を両立させることが重要です。

東京都立川市の「HAREKE meridish」は、39.02坪の空間において、ガラスブロックを用いた採光・視線制御と深みのあるマテリアル選定により、快適なサロンワークと上質な居心地を実現した成功事例です。


物件・サロンのスペックデータ

39.02坪のゆとりある空間に、セット面11席(うち個室2席)とシャンプー台4台(+移動式2箇所)を配置。総額約2,000万円をかけ、既存顧客に安心感を与えるナチュラル・カフェスタイルの空間を再構築しています。

項目 内容
店名 HAREKE meridish
エリア 東京都立川市曙町
広さ 39.02坪(約128.99㎡)
セット面数 9席+個室2席
シャンプー台 4台+移動式シャンプー2箇所(タカラベルモント製)
ターゲット 20〜40代ファミリー層
内装工事費 約2,000万円
物件状態 美容室改装
デザインテイスト ナチュラル・カフェスタイル

施工事例ギャラリー


店舗デザインの「こだわり」と「工夫」

Q. 今回のリニューアルで、空間全体のテイストや素材選びでこだわった点は何ですか?

長年愛されてきた「あたたかさ」を残すため、セット面の木材や個室のジョリパット塗装(左官仕上げ)に深みのある落ち着いた色を選定し、上質さを付加しています。

店舗が長年大切にしてきた「あたたかさ」や「親しみやすさ」を継承することが最優先されました。ただスタイリッシュに刷新するのではなく、セット面や建具に使用する木材、個室の壁面に施されたジョリパット塗装(左官仕上げ)には、あえて深みのある落ち着いた色が選定されています。これにより、既存顧客に安心感を与えつつ、温もりと落ち着きが同居する居心地の良い空間に仕上がっています。

Q. スタッフのオペレーションや、施術中の快適性を高める工夫はありますか?

ラウンドミラーの配置を計算して目線の途切れを防ぎ、間仕切りにガラスブロックを採用してプライバシー保護と自然な採光を両立させています。

サロンワークの要となる「目線」と「光」のコントロールに緻密な計算が施されています。スタイリストとお客様の目線が不自然に切れないよう、ラウンドミラーの配置位置がミリ単位で調整されました。また、セット面とシャンプールームの間にはガラスブロックの間仕切りが採用され、シャンプー中の視認性を下げてプライバシーを守りつつ、閉鎖的にならない柔らかな自然採光を取り入れる設計となっています。

Q. メインフロア以外で、特に遊び心を取り入れた場所はありますか?

お手洗い空間に「大人ポップ」をテーマにしたタイル設計を採用。また、ロゴ刷新と連動して物販エリアを強化し、店販収益の向上を図っています。

お手洗いの空間に「大人ポップ」をテーマにした遊び心が取り入れられています。洗面ボウルで鮮やかな差し色を効かせつつ、タイルのラインが美しく際立つよう細部まで計算された上品な設計が施されています。さらに、空間の刷新に合わせて新しいロゴが導入され、限定商品などを陳列する物販エリアも強化されており、空間づくりがそのままリブランディングと収益向上に直結する戦略がとられています。


プロが解説!この内装の成功ポイント

1. ブランドアイデンティティの継承と進化

リニューアルにおいて「完全刷新」ではなく「継承しながら深化させる」アプローチを選択。既存顧客の離反リスクを最小化しながら、新規顧客にも響く空間へとアップデートしています。

2. 「目線設計」という見えない付加価値

ミラーの配置や間仕切り素材の選定を通じた緻密な目線コントロールは、数値に表れにくいものの、スタッフの作業効率と顧客満足度の両方を高める、大型サロンならではの重要な設計要素です。


本記事の施工はWHATS Inc.が手がけました。サロン開業・内装リノベーションのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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