【最新理美容ニュース】数字で読み解く美容業界の今、経営に活かせるヒント
【2026年8月1日の美容ニュース】
美容室市場が前年比マイナス5.9%に? 「美容センサス2026年上期」からひも解く、お客さまに選ばれ続けるサロンのヒント
物価高と節約意識が生活の隅々に広がる中、美容サロン市場にもその波は静かに押し寄せています。「美容センサス2026年上期」のデータから、お客様の来店頻度が以前より減っているかもしれないという実態が見えてきました。
市場全体が縮小傾向にある中でも、お客様に選ばれ続けているサロンには共通するヒントがあるといいます。
(出典:Beautopia)
「最近お客様の来店回数が減った気がする」という肌感覚は、思い込みではなく実際のデータに裏付けられている可能性があります。
危機感を持つことと同時に、自店がお客様に「選ばれ続けている」理由を言語化しておくことが、これからの差別化のヒントになりそうです。
市場が縮む中でどう選ばれ続けるかは、まさにSALONBASEで議論したいテーマだと感じています。
理容業・美容業の景況感が改善
日本政策金融公庫の「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2026年4~6月期)によれば、理容業・美容業の景況感は前期比で改善しました。ただし両業種とも採算は依然マイナス圏内で、来期の見通しも理容業マイナス11.3、美容業マイナス20.8と悪化を見込んでいます。
経営課題として深刻化しているのが「原価を価格に転嫁できない」こと。賃金上昇などのコスト増を、料金に十分反映できていない実態が浮かび上がっています。
(出典:理美容ニュース)
コスト増を料金に反映できていないというのは、多くのサロンが心当たりのある悩みではないでしょうか。
業界全体のデータとして数字が示されることで、値上げやメニュー価格の見直しを検討する後押しになりそうです。
「うちだけが値上げしづらいわけではない」と分かるだけでも、一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。
理美容業の1社当たり売上・付加価値額が大幅増 経産省「2025年経済構造実態調査」
経済産業省「2025年経済構造実態調査」によると、理容業の1社当たり売上高は8770万円(前年比39.0%増)、美容業は8000万円(同19.3%増)と大幅に増加しました。
売上に占める付加価値額の割合は理容業48.5%、美容業43.5%と、全産業平均18.3%を大きく上回り、人材に支えられた高付加価値産業であることがあらためて示されました。
(出典:理美容ニュース)
これから独立を考えている方にとって、業界平均の売上・付加価値額の水準を知っておくことは、事業計画を立てるうえでのひとつの目安になります。
あくまで平均値なので、店舗規模や地域による差はありますが、業界の収益構造をイメージする参考にはなりそうです。
数字だけを鵜呑みにせず、自分のビジネスモデルに引き寄せて考えることが大切だとSALONBASEは考えます。
全東信から売上金の回収は困難!? 影響を受けた事業者が取れる手立てとは?
さまざまな店舗のクレジットカード決済に影響を与えている決済代行会社「全東信」の破産。被害を受けた店舗がどう対応すればよいのか、最新ニュースをもとに解説されています。
カード決済を導入しているサロンにとって、決済代行会社の経営破綻は売上金の回収に直結する重大なリスクです。
(出典:Beautopia)
まずは自店が利用している決済代行会社がどこか、契約内容とあわせて確認しておくことが第一歩です。
普段あまり意識しない決済インフラですが、経営破綻というリスクが現実にあることを知っておくだけでも備えになります。
売上金は日々の経営の生命線だからこそ、こうしたニュースは早めにチェックしておきたいところです。
ミルボン、アジア発のヘアカラートレンド創出へ 日中韓6名の次世代美容師選出
ミルボンが日本・韓国・中国の若手美容師を対象としたヘアカラーオーディション「X BORDER AUDITION」を開催し、294人の応募者から各国代表6名を選出しました。
合格者は審査員とともに「X BORDER PROJECT」の第一期メンバーとして、今後2年間セミナーやヘアショー出演、SNS発信を通じてアジア発のヘアカラートレンド創出を目指します。
(出典:Beautopia)
国境を越えて同世代の美容師と技術・感性を競い合い、共有できる場があるというのは、技術志向のスタッフにとって大きな刺激になりそうです。
店内でこうした挑戦の事例を共有することは、スタッフのモチベーション向上やキャリア意識づけのきっかけになるかもしれません。
若手の挑戦を後押しする文化は、採用・定着の面でもプラスに働くとSALONBASEは考えています。
みなさんのサロンではどうされていますか?