【14.7坪・6席】SNS集客に直結する「フォトスポット」内蔵デザイン。インダストリアル美容室のコスト配分術

はじめに

15坪未満の空間で6席を確保しつつ、SNSでの集客力を高めるには、「スタッフルームの撤廃」と「映えスポットへの集中投資」が効果的です。

東京都豊島区の「scene.」は、インダストリアルな素材とLEDネオンを駆使し、14.7坪という限られた面積を集客装置へと変えた事例です。


物件・サロンのスペックデータ

14.7坪のスケルトン物件に、セット面6席・シャンプー2台を高密度に配置。スタッフルームを省いて施術・撮影スペースを広げ、500〜1,000万円の予算でインダストリアルな空間を構築しました。

項目 内容
店名 scene.
エリア 東京都豊島区西池袋(JR・副都心線)
広さ 14.7坪(約48.59㎡)
セット面数 6席
シャンプー台 2台(リアシャンプー・フルフラットタイプ)
内装工事費 500〜1,000万円
物件状態 スケルトン

施工事例ギャラリー


【Experience】オーナーが語る「こだわりのポイント」と「工夫」

Q. 14.7坪で6席という多めの席数を、どうやって圧迫感なく配置しましたか?

思い切って「スタッフルームを無くす」という決断をし、その分の面積をセット面と顧客用のスペースに還元することで、広々とした空間を実現しました。14.7坪という広さを最大限に活かすため、スタッフルームを削る工夫をしました。その分セット面を広々と設計でき、結果的に集客力のアップと、お客様に狭さを感じさせない開放感につながっています。モルタルや黒皮鉄といった無骨な素材にグリーン(植物)を合わせることで、居心地の良さも担保しています。

Q. SNS集客を意識したデザインの仕掛けは?

施術スペースとは別に、エントランス入ってすぐの場所に大きめの「LEDネオンサイン」を設置し、お客様が思わず写真を撮りたくなるインパクトのあるフォトスポットを作りました。SNSが主流になり始めた時期の開業だったので、インスタ映えするスポットを意図的に作りました。予算のメリハリとしては、このネオンサインと、古材を使用した特注のレセプションカウンターにしっかりお金をかけています。逆に、床にはメンテナンスしやすく安価な『塩ビタイル』を採用したり、既製品を上手く活用したりして、全体のコストを削減しました。


プロが解説!この内装の成功ポイント

1. バイオフィリックデザインの導入

コンクリートや鉄といった冷たいインダストリアル素材の中に、生命力を感じる「グリーン」を配置することで、撮影時の「映え」と空間の「癒し」を両立させています。

2. UGC(ユーザー生成コンテンツ)を誘発する動線

お店の顔となる場所にフォトスポット(ネオンサイン)を配置することで、来店客のSNS投稿を自然に促し、広告費をかけずに認知を広げるWebマーケティングと連動した内装設計となっています。


本記事の施工はWHATS Inc.が手がけました。サロン開業・内装リノベーションのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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