【16坪・4席】将来の「1席増設」を見据えた戦略的レイアウト。エステ跡地をモダンラグジュアリーな美容室へ

はじめに

16坪の居抜き物件(エステサロン跡地)を活かし、デザイン性と将来の拡張性を両立させた美容室の成功事例です。

東京都足立区にオープンした「Ami M’s hair 北千住」は、総額約1,500〜2,000万円の投資で、モノトーン基調の上質な空間と、将来の事業成長を見据えた合理的なレイアウトを実現しました。本記事では、その具体的な内装ポイントを解説します。


物件・サロンのスペックデータ

16坪のエステサロン居抜き物件を改装し、セット面4席・シャンプー2台を配置。30〜50代女性をターゲットに、モールテックスや真鍮などの異素材を組み合わせたモダンラグジュアリーな空間を構築しています。

項目 内容
店名 Ami M’s hair 北千住
エリア 東京都足立区千住旭町(東京メトロ日比谷線)
広さ 16坪(約52.89㎡)
セット面数 4席(将来的に+1席の増設が可能)
シャンプー台 2台(サイドシャンプー・タカラベルモント製)
ターゲット 30〜50代女性(白髪染め・髪質改善ニーズ)
内装工事費 約1,500〜2,000万円(坪単価目安:約93〜125万円)
物件状態 居抜き(前テナント:エステサロン)
デザインテイスト モノトーン&モダンラグジュアリー

施工事例ギャラリー


店舗デザインの「こだわり」と「工夫」

Q. 外観やエントランスで、特にこだわったポイントは何ですか?

直線の多い空間の中に、あえてアール(曲線)形状のハイカウンターと天井を取り入れることで、通行人の視線を自然に集めるアイキャッチ効果を狙った設計です。

お店の顔となるフロント部分において、集客効果の高いアイキャッチを狙った設計が採用されています。空間全体はシックなモノトーンで統一されていますが、レセプションのハイカウンターと天井部分にアール(曲線)の形状を取り入れています。直線の多い空間の中に柔らかな曲線をアクセントとして入れることで、通りがかった人の目に自然と留まるファサードデザインに仕上がっています。

Q. 上質な空間(高級感)を演出するために、デザイン面で工夫されたことは?

単調なモノトーンにならないよう、ミラー縁の「真鍮」、壁面の「モールテックス(左官塗材)」、床の「磁器タイル」といった重厚感のある異素材を組み合わせています。

単なるモノトーンによる冷たい印象を避けるため、異素材の組み合わせによる「質感」で高級感が演出されています。お客様が最も長く向き合うセット面のミラー縁にはツヤのある真鍮を使用し、壁面にはモールテックス(左官塗材)、床には磁器タイルといった重厚感のある素材が組み合わされています。さらに、要所に間接照明を仕込むことで、シックでありながら洗練されたワンランク上のモダンラグジュアリーな空間が表現されています。

Q. 16坪のレイアウトにおいて、機能面や将来を見据えた設計はありますか?

将来の事業成長に合わせてセット面を1台追加できるよう、あらかじめレセプション横に電気容量と配管ルートを確保したスペースを設けています。

最大のポイントとして、事業の成長に寄り添う「可変性(将来の拡張性)」を持たせた設計が施されています。レセプション横には、今後お店が成長したタイミングでセット面を1台追加できるように、あらかじめ電気容量と配管ルートに余裕を持たせたスペースが確保されています。また、日々のオペレーション効率を高めるため、シャンプールームは開口壁側の寸法を細かく調整し、サイドシャンプーでもスムーズに作業ができるゆとりを持たせるなど、スタッフの作業動線や未来の店舗展開まで見据えた合理的な設計となっています。


プロが解説!この内装の成功ポイント

1. 将来を見据えたインフラ設計

セット面を追加する際、後から電気の幹線工事や給排水配管のやり直しを行うと数十万〜数百万円単位の追加費用が発生します。初期段階で1席分の余力(電気容量・配管ルート)を組み込んでおくことは、経営的リスクを抑える極めて有効な戦略です。

2. 居抜き物件の賢い活用と刷新

エステサロンの居抜き物件という特性を活かしつつも、美容室特有の給排水インフラ(シャンプー台等)を適切に構築し、内装のテイストを完全に刷新することで、以前の店舗イメージを払拭した上質なブランディングに成功しています。


本記事の施工はWHATS Inc.が手がけました。サロン開業・内装リノベーションのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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